今回も 「 ファンクションメソッド英語・英会話独習テキス トHTML版」について述べます。
この教材は私が(中嶋太一郎)がTOEIC試験講師として、大学生のために使用し、約10日間の短期間で平均150点アッップを実現した教材を独習テキスト用に大幅に加筆したものだ。この教材のLet's Tryの項目には3,051の文例を所収している。また1部に約60分の音声も入っている。

テレビを見ていたら,「何かをinする」と言っていた。これではいつまでも日本人は英語オンチに続けるしかないだろう。
私は「何かをinする」ではなく,put something inなり、put something into〜の英語発想を身につけるべきだ。
 She might have put a deadly poison in the curry.
 カレーに猛毒を入れたかもしれません
 Put the following passage into Japanese!
 次の文章を日本語に直しなさい!
 Is anyone going to put this into English?
 誰がこれを英語に訳してくれますか?
 Who is going to put this into English
 誰がこれを英語に訳してくれますか?

●「方位語」て表現がグンと広がる
中嶋: ぼくは方位副詞や前置詞をまとめて「方位語」と呼んでいるんだ。なぜなら方位副詞だ前置詞だといっても、具体的な用法では素人にはどちちらか判定できない場合が多いからだ。ところで方位語は英語の心だと言えるね。
Kenny: そうだね。確かに日常会話で方位語は60%以上を占めていると言われてる。英語ではよく働く動詞と言われるものがあって、それとの結びつきで多様な表現ができることになる。
中嶋: おもしろいことに、日本語にも方位語の発想があるんだ。
「見上げる」「見下げる」「駆け上がる」「駆け下る」「読み上げる」「盛り上がる」「蹴り返す」「立ち上げる」などの言葉がすぐ思い浮かぶよ。
Kenny] なるほどね。「蹴り返す」はkick backだ。
中嶋: ところで日本語の「蹴る」は、英語のkickだということは誰もが知ってる。人や犬を蹴ったり、あるいはボールやドアを蹴ったり、それだけで多くの人はkickを使いこなしていると思いこんでいる。確かにkick は日本語の「蹴る」と一対一の意味となっている。
Kenny: しかし英語の発想には、一概に「蹴る」だけで済ますことができない問題があるよ.
ボールを目の前にしている人に向かって「蹴れ!」という場合、確かにKck!だけでも意味は通じるけど、蹴ったボールが「急速離脱」するという状態を表すには、方位語のoffをつけなければならない。これが英語の発想だよ。
  Kick!
  Kick off!
  Kick off the ball!
  Kick the ball off!
中嶋: まさにoffをつけると、そのボールが「急速離脱」する状態まで表現できるわけだね
Kenny: あるいはサッカーのゴールなど何かの「範囲内」に「蹴る」という場合はinを使うよ。まさに「蹴り込む」というわけだ。またinoを使うと、inが「範囲内」、toが「到達点」を表すのでthe netといった名詞を伴うこととになる。さらに単にボールを蹴るのではなくて、何かを目がけて蹴るという場合はatが必要になる。
  Kick the ball in!
  ボールを蹴り込め!
  Kick the ball into the net! 
  ボールをネットに蹴り込め!
  Kick (the ball) at me! 
  私に目がけてボールを蹴れ!
中嶋: そうそう。atは「一点」を表すので、「目がける」「ねらう」といった意味になるんだね。
ネイティブの幼い子供は、日常生活の中で様々な方位語を結びつけた表現を身につけていくことになるんだろうね。
Kenny: ただね、もっと大切なのは単に場所的な位置関係から、もっと表現が拡大することだよ。
中嶋: そうメタフォー(類推適用)表現だね。Kenny, ちょっとそんな例をあげてくれないかな。Kenny: いいよ、こんなのはどう?
  He was kicked upstairs at the age of 45.
  彼は45才で感触に祭り上げられた
  They kicked at the government's measure.
   彼らは政府の処置に苦情を申し立てた
  We kicked back 5% of the profit to the man.
  我が社は、利益の3%のリベートをその男に支払った
  If you go like that, you are going to be kicked out.
  いつまでもそんなことをしていると、今に首になるよ
  He was kicked out of the club for immoral behavior.
  彼はふしだらな行為をしてクラブを追い出された
中嶋: upstairsは「上の階」だね。つまり実線の現場からはずされたわけだ。またkick backは日本語でもよく使われているよ。元々は「蹴り返す」「蹴り戻す」ということだが、リベートはそれを意味するわけだ。kick outのoutは「範囲外」という意味だから、「蹴られて範囲外」か、それで「追い出す」「蹴り出す」か、おもしろいね。
でも大切なのは、これらのことはkickという動詞フレーズだけでなく、これは他の動詞にも簡単に応用できることだね。
  Put on your pajamas!
  (パジャマを「密着・継続」の状態に「あらしめる」
  パジャマを着なさい!
  Put away your toys!
  (おもちゃを「離脱状態」に「あらしめる」
  おもちゃを片づけなさい!
  Turn off the TV!
  (テレビを「中断・急速離脱」に「(スイッチを)回す」
  テレビを消しなさい!
  Turn on the TV!
  (テレビを「密着・継続」状態に「(スイッチを)回す」

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