私が昔,塾で英語を教えていて、「同じことを教えているのにいい加減にしろ」と思っていたことだ。しかしいつしか「いい加減にしろ」は私に向けられた生徒たちの思いだということに気づいた。例えば,英語に「三単現のe,es」というものがある。それは「三人称、単数、現在形の文にはe,esがつく」というものだ。今はそんな授業をしている先生がおられるとは思ないが,「三単現のe,es」の歌を歌わせていた。「もしもし亀よ」で歌ってね」というものだった。それについて詳しく述べる余裕はないしその必要もないと思う。私が「コミニカ中学英語基礎編」という教材で生徒たちに教えようとしたのは、たったこれだけのことだった。
「be動詞現在形の文でbe動詞をisをとるものは、一般動詞の文では動詞にe,esがつく」
「英語ほど簡単な言葉はない」と「ひとまとまりの行為・状態論」
」評論家のケントギルバート氏が、若い頃アメリカ人に日本語を教えていたことはすでに述べたことかあるとのこと。彼がその授業で教えたのは『徹底的な日本語作」で大きな成果を、つまり生徒は日本語を話せるようになったそうだ。彼が、日本で「英語を教える」ということになれば、おそらく徹底的な「英作」の授業となるだろう。しかしむやみやたらに、英語のセリフを丸暗記させ、その単語を入れ替えて英作させるだろうか。
以下は、当講座 主教材「イメトレ英語学習法」からの引用記事だ。
CHAPTER 1 V感覚の動詞フレーズについて(動詞を中心としたフレーズ)
● V感覚の動詞フレーズを導く自動詞
rain のように、目的語や補語をとらないで単独で働く動詞のことを自動詞と言う。訓読みにすると、「自ら動くことば」だ。文字通り、自動詞はそのまま主体(主語)の行為を表す。これがV感覚の動詞フレーズだ。例えば、次の例文では、takes off、つまり「離陸する」のは、「その飛行機」だ。
The plane takes off at seven.
その飛行機は7時に離陸します
一方、VO感覚の動詞フレーズを導く他動詞は、「他を動かせる動詞」ということで、目的語をともなう動詞のことをいう。ここで注意したいのは、go や come は自動詞の代表であり目的語をとらず、一方 have は常に目的語をともなうということで他動詞の代表ということになる。
しかし実はほとんどの動詞には、自動詞と他動詞の2つの働きがあるということだ。
【イメトレNo.15】に自動詞として使われる動詞フレーズをあげたが、この中には、break のように他動詞として使われるものもある。
(自動詞として)
The TV has broken.
テレビが壊れた
(他動詞として)
Someone has broken the TV.
誰かがテレビを壊した
● 動詞に副詞的な表現が加味されて
また【イメトレNo.16】には、「あまりにも多い」とか「多すぎる」という意味である too much をつけた動詞フレーズをあげた。単に「飲む」ではなく、「飲み過ぎる」なども同時に覚えることで、表現が豊かになることを確認してほしい。
a little =「少し」やa lot =「たくさん」などの表現をあげておく。
It rained a little. 少し雨が降った
I ate a little. 少し食べました
My feet hurt a little. 私の足が少し痛い
His fingers moved a little. 彼の指が少し動いた
Wait a little! 少し待ちなさい!
It rained a lot. よく雨が降った
We travel a lot. 私たちはよく旅行します
We learn a lot. 私たちはたくさん学びます
I walked a lot. 私はよく歩きました
She practices a lot. 彼女はよく練習します
drink a little → drink too much
少し飲む 飲み過ぎる
そして、以上のことを踏まえて、英作トレーニングへと進むことになる。
具体的に言うと、V感覚の動詞フレーズが様々なファンクションフレーズと結びつく表現展開のトレーニングだ。したがってすべてのネイティブの音声は、まず動詞フレーズを読み上げ、次に完成文を読み上げることになっている。
arrive early → He arrived early.
指摘するまでもないが、すでに当オンライン講座のSTEP1、STEP2では、Heだけでなくwe, I, SheやMy friendなど他の主語で表現すること。あるいは未来形や現在完了形、進行形、あるいはbe going toやhave to、want toなど展開型の表現をすでに英語脳として身につけているからだ。
I will arrive early.
I am going to arrive early.
I am arriving early.
I have just arrived early.
I have to arrive early.
I want to arrive early.
ちなみに、eat well, live wellもこのV感覚の動詞フレーズだ。
【イメトレ No.15】
V感覚の動詞フレーズ (1)
=====================
(1) He arrived early.
彼は早めに到着した
(2) 申し訳ありませんが、私は答えないかもしれません
(3) どちら様ですか? (電話で)
(4) 彼女の声はよく通ります
(5) 天気は変わるでしょう
(6) このカミソリはどうも簡単に切れないよ
(7) 彼は煙草を吸うが、酒は飲まない
(8) 彼女は食べることも、また飲むこともできなかった
(9) 新しい靴の履き心地はどうですか?
(10) あなた、(仕事などが)もう終わりましたか?
※ (10)は、他の人が新聞などを読んでいて、「もう(読み)終わりましたか?」といった場面でも使われる。
【イメトレ No.16】
V感覚の動詞フレーズ (2)
=====================
(1) あなたの赤ちゃんはあまりにも泣き過ぎています
(2) You sometimes do too much.
あなたは時々、やり過ぎるよ
(3) 彼は飲み過ぎるよ
(4) あなたは、食べ過ぎるよ
(5) 私はそのスーツにお金を払い過ぎました
(6) 私はあまり覚えていません
(7) あなたはお金を使い過ぎよ/時間をかけ過ぎるよ
(8) 私はずっとしゃべり過ぎたよ
(9) 私たちは働き過ぎるよ
(10) 心配し過ぎないで!
※ (2)(3)(4)(7)(9)は現在形で、「ふだん〜する」といった感じでとらえてほしい。現在形は、現在の事実・習慣を表す。
【今日の学習】
PART 2 表現の屋台骨を支える動詞フレーズのしくみ
CHAPTER 0 パターンで知る動詞フレーズのしくみ ---64
CHAPTER 1 V感覚の動詞フレーズ について ---68
CHAPTER 2 VC,VOC感覚の動詞フレーズ について ---74
(1) 方位副詞を使って ---79
(2) 前置詞+名詞を使って ---90
(3) 形容詞を使って ---102
(4) 名詞を使って
CHAPTER 3 VO, VOO感覚の動詞フレーズ について ---125
私は以下の教材をいつでも閲覧できるように、私の使っているGOOGLE CHROMEのブックマークに入れて使っている。もちろんこれはブログの記事を作るため、あるいは当オンライン講座を受講している方へのサポートするためだ。
以下は、U-Tubeにあげている教材紹介動画だ。ぜひ参考にしていただきたい。
○当講座 主教材「九九のように覚える英会話」PDF
○当講座 主教材「オウム返し英会話学習法」PDF
○当講座 主教材「イメトレ英語学習法」PDF
○当講座 副教材「話すためのたったこれだけ英文法」PDF
○当講座 副教材「一週間で頭にしみ込むイディオム」PDF
○参考教材「日常英会話必須基本16動詞」HTML版
○参考教材「ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞」HTML版
オンライン講座専用ページはご覧のソネットブログを使っての配信となっている.
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☆どうして日本人が英語を話せない その傾向と対策
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