日本の英語教育で英語が話せないのは，「行為や状態はひとまとまりのもの」から文を生産する視点がないからだ。それが国際常識だ。日本人だけがその国際常識から逸脱していることをそろそろ気づくべきだ。私は常に指摘しているのは、「英語を話す必要もないし英語を話せない」ビーチ前川のような文部官僚が指導要綱を作り，さらに「英語を話す必要もないし英語を話せない」英語教師が英語を教えているという不幸だ。それは アメリカの「War Guilt Information Program」によるものだが、いつまでその影響を引き続けるのか。私にはまるで憲法改正の問題と二重写しのように感じる。
述べたいことは山ほどあるが、日本の英語教育に話を戻すことにする。
Thank you,を「ありがとう」と覚えさせることに文句をつけないが，しかしこれはI(We) thank you.の主語I(We)を省略していると説明する教師は少ない。それではLike you, Love you, Trust you, belive you, hate you.などの動詞フレーズ(意味ある単位)を教える教師はどれだけいるのか?
つまりこのような動詞フレーズを基本にして文を生産するのが国際常識なのだ。言うまでもなく，
eat well, live well、あるいはlight you upなども同じことだ。
「ふだん感謝してるよ」I(We) usually thank you.
「感謝するよ」 I(We) will thank you.
「感謝することになるよ」 I(We) are going to thank you.
「感謝したいよ」I(We) want to thank you.
「感謝しなければならない」I(We) have to thank you.
「感謝したかった」I(We) wanted to thank you.
ちなみにThank you.=「ありがとう」と丸暗記した者はこれらの日本語訳ではどうにもならないことを分かってほしい。つまり日本語訳がどうのこうのではなく、英語の言葉の意味をそのまま身につけることが必要なのだ。
手前味噌となるが、私の製作した「コミニカ中学英語基礎編」とファンクションメソッドオンライン講座はこの考えに基づいている。
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------------FACE BOOK より転載----------------【解説】
形容詞 difficultは、「むずかしい」の意味だ。さらにeasyの反意語だ，
形容詞も単独ではなく、フレーズ、つまり意味ある単位でとらえなければならない。
(1) "It's not difficult."―"No, it's quite easy."
｢それは難しくない｣｢そう, かなりやさしい｣
しかし、英語表現はさらに展開していく。まずItを使った表現だ。これは仮主語であってto以下が真主語だというのは、英文読解のためのものだ。英語の発想は以下だ。さらに動画で文例を確認してほしい。
(26) It is difficulttospeak English.
ソリャ難しいよ 英語を話すのは
英語は話すのはむずかしい
次は、too形容詞を使った表現だ。too〜toの構文と言われてるが，これも英語発想は以下となる。
(42) His explanation was too difficult for me to follow.
彼の説明はあまりに難しいよ 私にとって ついていくのは
彼の説明は難しくてついていけなかった
最後のパターンは、いわゆるso+形容詞+that節と言われるものだ。指摘するまでもなく、 This problem is so difficult.という表現が基礎となっている。 これは(42)のHis explanation was too difficult.とった表現が拡大しているに過ぎない。
何度ども指摘しているように、表現は小から大へと進むもので決してその逆ではないということだ。，
(43) This problem is so difficult that you cannot solve it.
この問題は難しすぎて君には解答できない
[形容詞difficultでこれだけ話せる]
(1) "It's not difficult."―"No, it's quite easy."
｢それは難しくない｣｢そう, かなりやさしい｣
(2) It is not so difficult today.
それは今日はあまりむずかしくない
(3) "Japanese is difficult."―"It sure is."
｢日本語は難しい｣｢確かにそうだ｣
(4) An examination is difficult.
試験はむずかしいものだ
(5) The examination was not difficult.
その試験はむずかしくなかった
(6) That exercise was difficult, but this is still more difficult.
あの練習問題は難しかったが, これはもっと難しい
略
(26) It is difficult to speak English.
英語は話すのはむずかしい
(27) It's difficult to reach the place.
その場所はたどり着くのが大変だ
略
(42) His explanation was too difficult for me to follow.
彼の説明は難しくてついていけなかった
(43) This problem is so difficult that you cannot solve it.
この問題は難しすぎて君には解答できない
動画では、43の文例が登場します。
今回も「コミニカ中学英語基礎編」の英作法をあげておいたが、中1の表現が中3になったさらに表現展開していくのを実感してほしい。チャンネル登録をお願いします→http://ur2.link/Ln95
[be動詞フレーズ５段活用】
be difficult「むずかしい」
=============================
(1) (is, are) difficult 現在形動詞フレーズ
(2) (was, were) difficult 過去形動詞フレーズ
(3) be difficult 原形動詞フレーズ
※助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being difficult ing形動詞フレーズ
※分詞構文、動名詞で使われる。
(5) been difficult ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
=============================
私が「コミニカ中学英語基礎編」「英語発想トレーニング」という教材を製作したのは，子供たちが英語を話せることを願ったからだ。もちろんこの教材には以下のような表現は登場しない。しかしその英会話の基礎はこのような英語発想を見につけるトレーニングが不可欠なのだ。
(1) ソリャ難しいよ ※中1年配当<~は ドンナだ文>
(1) ソリャ 〜である ⇨ It is
(2) 難しい ⇨ difficult
(完成文) It is difficult.
(2) ソリャ難しかもしれない ※中2年配当<~は ドンナだ文>
(1) ソリャ 〜かもしれない ⇨ It may
(2) 難しい ⇨ be difficult
(完成文) It is may be difficult.
(3) 英語は話すのはむずかしい ※中3年配当
<~は ドンナだ文>
(1) ソリャ 難しい ⇨ It is difficult to
(2) 英語を話すのは ⇨ speak English
(完成文) It is difficult to speak English.(4) 英語は話すのはあまりにもむずかしい ※中3年配当
<~は ドンナだ文>
(1) ソリャ あまりに難しい ⇨ It is too difficult to
(2) 英語を話すのは ⇨ speak English
(完成文) It is too difficult to speak English.
(5) 英語はとても難しいので私は英語をなせない ※中3年配当
<~は ドンナだ文>
(1) 英語は とても難しい ⇨ English is so difficult that
(2) 私は英語をなせない ⇨ I cannot speak English
(完成文) English is so difficult that I cannot speak English.コミニカ中学英語<基礎編>Bセットダウンロード販売
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日常会話必須形容詞88形容詞
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