嫌いを許可する | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。


前回の記事

ムカつく。から好き嫌いが分かった
の続きです





しっかりムカついて

自分が
何にYES!と言って
何にNO!と言いたいかを知る






ごく簡単なことのようですが
当時の私には難しかった
いわゆる負の感情、マイナス感情といわれるものは
出しちゃいけないとすら感じていたからです




20歳の頃
父親を、本気で殺したいと思った時がありました
人生で一番、憎しみという感情を持った時ね。






その当時の私には
父は邪魔な存在にしか見えなかったのね。
どうやったら殺せるか、真剣に考えてたよ^^
バットで殴るのは1回でいいのか?とか
電気コードで首を絞めるにはどのぐらいの力が必要だろう?とか
真夜中に父の寝室までそろりそろり近づいてみたり・・・
今思い返すと笑えるくらい( *´艸)





ま、結局何も出来ずw
父は十数年後、ご自分で往生しました



父が亡くなる頃には
私は父を憎いと思っていていいんだ
と考えるようになったんです





憎んでる
いけない、こんな私じゃダメだ・・・
この憎む気持ちはどうすればいい?






憎しみは手放なきゃ
肉親を愛さなきゃ
仲良くしなきゃ
・・・と、そこに留まっていることが一番
「違う」んじゃないかと



それがいけない、と考えるから
動けなくなる
だったら、
・・・憎む気持ちがどうあっても変わらないなら
そのままでいいんじゃない?






無理に手放そうとするから苦しい
なら手放さなきゃいいよね
ずっとそうして憎しむ気持ちで
父を思い続けてきた、
そのパワー、すごいよね!

・・・てところに落ち着いた







そりゃ、あんな暴力オヤジ
嫌いで憎んで、別にこれフツーでしょ?
何が悪いの?
という開き直りにも近い感覚ですね( ´∀`)





嫌っちゃいけない
憎んじゃいけない
そんな私でいてはいけない



ただ、怖かったんですよ
知られるのが怖かった


仲が悪い親子
親を愛せない子ども
殺したいほど憎んでる気持ち



好き嫌いをはっきり出すと
そんな自分の気持ちが
どこかでバレるような気がしていたのね
ああ、勘違い( ´∀`)






ムカつきから
好き嫌いを見つけて



嫌ってもいい
好きでもいい
憎んでもいい
愛してもいい




と、少しずつ
私自身に許可をしていったのでした






メロン嫌いです^^


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