10月18日(土)19日(日)スタンプカーニバル2014が開催されます。

18日は、B-14 ETSUデザインハウス with SPSPブースにてミニ講習を行いますが、19日は、ホルベイン画材さんのブースで、パンパステル新製品のデモンストレーションをさせて頂きます。

まだ、サイトにも掲載されていないようですが、試作をさせて頂いたので、掲載します。

●パーレセント・メディウム
パンパステルと同じ粉状のメディウムで、現行のカラーに混ぜて使えますし、単体でもきれいです。

パールメディウム-ホワイト
  ・ファイン(細い)  ・コース(粗い)
 ★カラーと混ぜると、パールのような光沢になり、混ぜる量で仕上がりが異なります。
 ベースの紙の色でも違いますね。

パールメディウム-ブラック
  ・ファイン(細い)  ・コース(粗い)
 ★ダークカラーに混ぜると、宝石のようなリッチな輝きになります。


↓単色で黒の紙に乗せたもの。

パンパステル新製品
↑パールホワイト: 左:ファイン 右:コース(ベースは黒のATC紙にグルーパッド塗布)

パンパステル新製品
↑パールブラック: 左:ファイン 右:コース(ベースは黒のATC紙にグルーパッド塗布)

いずれも見る角度によって、輝きや色が違いますので、それを活かした作品作りも楽しめます。
また、ミクストメディアの作品作りにもおすすめです。

コース(粗め)の方は、どちらも大きめのキラキラが入ってるので、すごくきれいですが、そのままでは紙につきにくい感じです。
ベースに、グルーパッドを使うと、良くくっつきますので、グルーパッドでスタンプするのがおすすめ。
ファインの方は、バーサマークでもOKみたいです。

↓ベースは黒のミラーコート。 グルーパッドでスタンプ。
パンパステル新製品ホワイト・ファイン
パンパステル新製品ホワイト・コース

パンパステル新製品
↑カラーのインク(ニジコ・ビビッド)でスタンプし、パールホワイトを乗せたもの

パンパステル新製品見る角度で色が変化します

パンパステル新製品同上

パンパステル新製品
↑黒の紙にビビッドを塗りつけ、パールのコース(粗め)を乗せたもの

その他、キットパスの定着に、ベビーパウダーの代わりに使っても良いですね。

パンパステル新製品ブラック・ファイン
パンパステル新製品ブラック・コース

↓ベースは白の紙にグルーパッド
パンパステル新製品パールブラック
上:ブラック・ファイン  下:ブラック・コース

ブラックを白い紙で使うと、全体的に黒くなりますが、なかなか味のある感じになります。

●カラーレスブレンダー
世界で初めてのソフトパステル専用のカラーレスブレンダーです。
現行のカラーに透明感を出したり、より効果的にカラーを伸ばすことができ、新しい効果を楽しむことができます。

カラーの下地としてカラーを塗る前に塗ったり、カラーのあとに塗って混ぜ込んだり、それぞれ違った効果になります。

◆トランスペアレント・エフェクト(透明効果)
カラーレスブレンダーを使うことで、透明感を出すことができます。
顔料(色の元)の色相(ヒュー)の特徴を壊さずに、透明感を出せます。

パンパステル新製品ホワイトとカラーレスブレンダーの違い

パンパステル新製品マゼンタに使用

◆ブレンディング
「なめらかに伸びる」
パンパステルの特徴のひとつは、液体絵の具のように、ドライパステルが混ぜられることです。
カラーレスブレンダーを使うとさらになめらかな混色ができるようになり、混色の可能性をより広げることになります。

混色は、指を使うより、専用スポンジで行う方が伸びが良くなります。

パンパステル新製品パンパステル新製品
 ↑伸ばし                        ↑混色


●パールカラー 6色
パンパステル新製品
前回の新製品メタリックに加えて、パールカラーが6色出ました。
やはり発色がとても良く、きれいなシマー感。
キラキラ好きとしては、作品作りが楽しくなります。

とくにグルーパッドを使ってツルツル面に使用すると、とてもきれいなパールカラーです。
こちらは透明シートにグルーパッドでスタンプし、全カラーを乗せたものです。

パンパステル新製品スタンプ面(盛り上がってます)

パンパステル新製品裏面(ツルツル面)

パンパステル新製品

パンパステル新製品普通紙では、バーサマークを使ってもOKです。

パンパステル新製品見る角度によって色が違って見えます。

パンパステル新製品
↑ステンシル(マスク)を使ってバーサマークを塗り、外してからパステルを塗ったもの

パンパステル新製品全体にバーサマークを塗って2、3色を乗せたもの

パンパステル新製品
↑テクスチャーのある厚紙に、全体にバーサマークを塗ってレインボウに塗り分け

パンパステル新製品荒目の用紙に手描き

パンパステル新製品
↑エンボスフォルダーにかけてから、バーサマークを塗って凸面に着色

パンパステル新製品綿棒にバーサマークをつけてドット模様

パンパステル新製品
↑ホットグルーでベースを作り着色

パンパステル新製品
↑接着剤で手描きして着色

パンパステル新製品
↑黒のミラーコート紙にグルーパッドでスタンプし、着色

以上、いろいろ実験しましたが、まだまだできそうです。

UVレジンの着色、ヴェラム紙(トレーシングペーパー)、メタリックカラーのペーパーなどに使ってもきれいそうですね。


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こちらの文章は、ホルベイン画材さんよりご提供頂いたものを、独自に編集したものです。
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