中京テレビ、河本さん特番。前回の沸点2008『ラブコーディネーター』と同じ流れでスタートです。

中京テレビアナウンサー本多小百合さんの解説から。



本「こんばんは、本多小百合です。中京テレビのスペシャルプログラム、『沸点』。今回の主役は名古屋出身、次長課長の河本準一さん」



テロップ『生まれ育った名古屋で番組がやりたい』



本「河本さんの何気ないトークがきっかけで誕生したこの番組。もう一度食べたい料理、もう一度訪れたい場所、もう一度、会いたい人。河本さんの人生を振り返りながら、ガチンコロケで、全国を駆け巡って行きます」



そんなノリで1時間半番組を作っちゃうのもかなり笑えますが、ものすごく上品な口調でガチンコロケとか言っちゃう本多さんがまた面白い…。




本「この番組を手掛けたのは、『SAKAETA☆RO』(こちらのローカル番組です)のチーフディレクター、富田恭彦と、プロデューサーの平松茂生。河本さんの大ファンである二人だからこそ実現できた番組です。それでは、笑いあり、感動ありの、ロードムービーバラエティをどうぞ」





幼稚園くらいの河本さんの写真や宣材写真をバックにナレーション。

ナレ「次長課長、河本準一。1975年4月7日、名古屋市緑区に生まれる。現在多忙な毎日を送る彼には、ある夢があった。それは、『生まれ育った名古屋で番組がやりたい』そこで立ち上がったのが、河本のブレーンでもある構成作家、柳しゅうへいと諸岡立身」


お二人の写真とちょっとプロフィール。

『諸岡立身 三重県出身の芸人 次長課長のブレーン』

『柳しゅうへい 名古屋の番組も担当する売れっ子構成作家』


ナレ「二人とも、名古屋に少なからぬ縁を持っており、後日、柳、諸岡両氏から連絡を受けた中京テレビは、その提案を快諾。こうして、番組製作は動き始めたのだった」




1月。河本さん、諸岡さん、柳さんの打ち合わせ風景。
番組のコンセプトは『河本がやりたい事をやる!!』
まー何て贅沢…具体的には三つのテーマ。

・行きたい場所
スペイン ドイツ ピラミッド オーロラ 秘湯探し 埋蔵金探し


・食べたい物
あさくま(多分中部地方のチェーン店)のステーキ 王監督が、入院中に抜け出してでも食べたと言われてるカルボナーラ 道後温泉の鯛茶漬け


・会いたい人
ロナウジーニョ メッシ 吉永小百合 高倉健 倉本聰 初恋の女の子



ナレ「早速この日からスタッフはリサーチを開始。そして一ヶ月が過ぎ…この番組は河本へのサプライズであると考え、あの日以来本人との接触は一切絶っていた」



テロップ『河本はロケの内容を一切知りません』

何も知らない河本さんを捕まえる諸岡さん。そしてスタッフの唐突な合図。


スタッフ「じゃあ河本さん、タイトルコールからお願いします!はい3・2・1!」

河「えっ?(素)」

諸「(笑)」

河「タイトル何でしたっけ?」


テロップ『次長課長・河本準一の 何でしたっけ?(決定)』


戸惑いつつロケバスに乗せられる河本さん。

河「軽ーい打ち合わせだけでもしようや!」

諸「とりあえず中で」

《午前9時10分名古屋市中区》

用意させて下さいよと言いながらロケバス内でヒゲを剃る河本さん。スタッフ笑いっぱなし。河本さん真顔。

諸「あなたが本当にやりたい事だけを詰め込んだ素晴らしい…あなたのためにある番組ですから。これホントに」

河「やりたい事って、何でしたっけ?」


テロップ『正式タイトル 何でしたっけ?』


河「○○でしたっけでいいの」

頷く諸岡さん柳さん

河「ここ…何処でしたっけ」

バス内爆笑

諸「それはわかるやろ。とりあえず、ここは名古屋です。あなたが生まれた土地ですよ。名古屋。とりあえず、『あさくま』行きましょか」

柳「行きたい言うてたやん」

河「お~!『あさくま』!?覚えてるよ!!」




【回想・打ち合わせ中】
河「金持ちやったときに、毎週行ってたステーキ屋さんがあんのよ」

諸・柳「ほぉ~」

河「そこでチキンバスケット食べてて、オヤジとオカンが毎週豪遊してた時代のステーキがどんな物か!?」





【ロケバス】

諸「それを、とりあえず今から食べに行きましょう」

河「うぇ~マジ!?(喜)」


テロップ『番組のコンセプト 河本がやりたい事をやる!!』


河「うわ~嘘やん!うわーそれめっちゃ嬉しいわ」

ディレクター富田さん(以下:富)「こないだの会議のときは、こどものときはチキンバスケットばっかり食べてたから、ステーキが食べてみたいって言ってたんだけども、どうします?ステーキにします?チキンバスケットにします?」

河「ステーキもちろん食べたいんですけど、チキンバスケットちょいとつまんで、最終的にはやっぱステーキ。そしてコーンポタージュ」

柳(?)「三品」

諸「だいぶ贅沢や」

河「ライス!」

富「ライスは言ってないです」

河「言うたやつしかあかんの!?」

諸「そうや」

柳「当たり前やん!」

富「そのための会議ですからね」

河「降りるぞ」

諸「ちゃうちゃう、違うねん」

河「おれ乗る言うてへんやん。おれホテルから始まって、やる言うてへん」

スタッフ(笑)

河「何してんねん何勝手に撮ってんねん」

諸「歩きますか」

河「歩かして。分離帯歩かしてくれ。やりたい事、今分離帯歩きたい」

諸「やりたい事、したい事、事前に言うといて下さい!」

河「こういうのケンカになるよ」

諸・柳「(笑)」

河「細かい事言い出したらホンマに!」


《午前9時45分緑区桶狭間》


ナレ「河本が生まれ育った、名古屋市緑区、市営桶狭間荘に到着。そこで車を降り、撮影を再開」

富「じゃあ3・2・1ハイどうぞ!」

河「何が?何を?!!」

諸「見て下さいよ」

河「見てるよ!」

諸「何でそんな感動してくれないんですか!?」

河「感動て…」

諸「一生懸命大人が動いてる…」

河「感動してますやん!僕住んでた場所ここなんです。まさに。何で思い出したかって言ったら、自転車置き場あったでしょ?あそこに木を平行に置いて、誰が一番早く渡れるかっていうので、一番最初に複雑骨折した場所です」

諸・柳「(笑)」

河「忘れもせん!んで、あの入って行く場所ありますね(団地の出入り口を指差して)あそこの下に、こーんなでっかいスズメバチの巣があったの。むき出しになって、ブッリ~ンって。ま、こどもですよ。スズメバチの巣を撃退したいって言って、とにかく遠めから石投げてみようって。当然人がいないとき。こうなったらジャンケンで一番負けたヤツがドデカい石持って、ガッサ~ン!ってやらなもう」

諸「あかんな」

河「で、負けた佐々木くん。ガーンッってやってすぐ逃げてった。そしたらパーマをかけたおばちゃんが、買い物から歩いて帰ってきて」

諸(?)「アカンアカン」

河「おばちゃんが強いのか何かわからへんけど、(歩きながら首すじを二回べちんべちん叩く)」

スタッフ爆笑

河「これで死んだんですけど。遠くからでもわかりました。スズメバチに二回刺された」

諸「ハエとかじゃない」

河「声出えへんかったもん。人を殺めてもうたと思ったもん。めっちゃ逃げたの覚えてる。それがあそこ」

富「じゃあそろそろ『あさくま』お願いします」

河「…もう?」

諸「行こ!!」

河「いやいや、もうちょっとホラ、住んでた場所に行くとか」

富「とりあえず『あさくま』に向かいながら」

河「何でそんな一個の事しかでけへんの?臨機応変にでけへんの?」

富「もう充分(テープ)回りました」

河「(笑)」

柳「臨機応変て何?」

河「まあまあまあ、でもエエわ、でもエエわ。楽しいもん。そんな感じで」

諸「で、『あさくま』はどこ?」

スタッフ(笑)

河「それは調べとけよ!!それは調べとかな!そこ調べてへんのかいな!?」

諸「『あさくま』を調べるって言うてくれへんし」

河「ふふ…(笑)」

富「じゃあもうダメ…どうするんですか!!」

河「うはひゃひゃひゃ!!(爆笑)…ほんならもうちょっと…一回集まろ!!」

富「集まっても出てきませんよ場所は」

河「パソコンは?」

柳「無いよ」


テロップ『近所の人にあさくまの場所を聞く』


ホントにガチで通りすがりの一般の方を捕まえてます(笑)団地に住んでいらっしゃるおばさまお二人。


河「ただいま!何棟?」

「11棟」

河「僕3棟やった」

「そうなんですよね、前テレビで観て」

河「だからただいまって言ったんです」

「幼稚園までいたんですか?」

河「ううん小学校までいました。○○小学校です」

「えっ?行ってたんですか?ホント~」

河「で、授業中に急にオカンが入ってきて「帰るよ」って言われたんですよ。気付いたら離婚でした」

「え~!(笑)」

河「(笑)笑い事やないんです。家の用事かなと思ったら離婚でした」

「嘘みたい」

河「嘘みたいなホントの話なんです。『あさくま』ってどこでしたっけ」

スタッフ(笑)

「『あさくま』って鳴海の?」

河「鳴海の。コーンポタージュの美味しい」

「結構いろんな所にあるから。何かあるんですか?」

河「いや『あさくま』に行きたいんですよ。ただここのスタッフが馬鹿ばっかりなんで、『あさくま』の場所知らんて言い出して」

「あ~じゃあ平部の交差点を右に曲がるの」

河「と、左側ですよね!」

「そうそう!」


テロップ『思い出した。』


河「ものすごい記憶力やと思いません!?僕9歳ですよ!」



ロケバスで『あさくま』へ向かいます。河本さんが後部座席のドアを開けようとすると

富「河本さん!前前前前前」

河「へ?」

富「河本さん前」

河「何がや」

富「ナビをお願いします」

河「いや、ついてるやん」

富「いや、壊れてます」

助手席のドアを開け、運転手さんに尋ねる河本さん。


河「ナビ壊れてます?」

ドライバー「壊れましたねぇ(さらり)」

ドアを閉めて

河「壊れてますよって(苦笑)」

スタッフ(笑)

河「何や、ここ(少しだけ開いている助手席の窓)か!?ここの隙間だけでドライバーさんがもうミニコントに参加してるワケ!?」

スタッフ(笑)

河「いやいや、相当レベル高いよ!?」





しまったダラダラ書いてたら『あさくま』に辿り着かなかった…
ちなみにここまでで三分の一も進んでません(苦笑)





続く





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