紀伊國屋サザンシアターにて
原作 川上弘美 脚本 鈴木哲也 マキノノゾミ
演出 マキノノゾミ
出演 沢田研二 富田靖子
川上弘美さんのこの小説が以前から大好きであった
,ジュリーがこのセンセイを演じると聞いて
イメージではないなぁ と思いながらも
大好きな話だし ジュリーだし と
シアターコクーンに足を運んだのは
2005年だった
5年もたってしまったのか
2010年 春
再度センセイに会いに行く
ジュリーも5つ歳をとり
センセイの年齢に5歳近付いた
客席も確実に歳をとりツキコさんの年齢からは遠のくばかり
いやぁ ー 良かったねぇ
ジュリーの新センセイ
センセイがツキコさんの想いに ようやく応えるところ
「ツキコさん 今度 デートしましょう」 と
ようやっと言うところ
いやぁー 盛り上がったね
いやぁー 胸が熱くなった 久しぶりに
ジュリーも富田靖子さんも本当に素晴らしかった
これが40年前なら 富田靖子を敵視し
「いやぁー やめてーー ジュリーーーー」 と 今回とは 種類の違う 「 いやぁー」 を連発し 泣き叫び 芝居を楽しむどころではなかっただろう
2010年 春
センセイのジュリーは
ちょっと違う種類の熱ではあるが
私の心を40年前と同じように 熱くしてくれた
恋敵である共演女優を賞賛する心の広さをもお与えになった
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