パピはビックリして動くことも出来なかった
そこに1台のタクシーが通った
がんちゃんは手を上げてタクシーを止め・・・
パピの手を引っ張りタクシーに乗り込んだ
タクシーに乗った瞬間酔いが回り行き先さえ聞こえなかった
おまけに眠気まできて寝てしまった
そのくらいタクシーに乗ってたかはわからない
がんちゃんに起こされタクシーを降りた・・・
朦朧とした意識で辺りを見渡すと知らない景色が広がっていた
パピ
「ここどこ??」
がんちゃん
「俺の家」
パピ
「何で??ここに??」
がんちゃん
「・・・」
無言のままパピの手を引っ張り部屋に向かった・・・
がんちゃんは部屋に入ったがパピは玄関先で立っていた・・・
がんちゃん
「パピちゃん!!入ってきなよ」
パピ
「でも。。。」
がんちゃん
「いいから」
がんちゃんの部屋足取りも覚束無いまま入った
がんちゃんの部屋は物も少なく・・・
シンプルな部屋で綺麗に整理されていた
がんちゃん
「適当に座ってていいよパピちゃん何飲む??
ビール飲む??」
パピ
「えっ??何でもいいよ」
と言い・・・2人で飲み始めた。
どのくらい量を飲んだのかは覚えてないが・・・
頭はクラクラして。。。世界は回り・・・いい気分だったのは覚えている。。。
パピ
「もうそろそろ帰ろうかな眠たくなってきちゃったし・・・」
がんちゃん
「帰るの???眠たいんだったらここで寝てから帰ればいいじゃん」
パピ
「家に帰った方がゆっくり寝れるし」
がんちゃん
「起きたら俺が送って行くよ」
パピ
「いいよ大丈夫今ならまだ1人で帰れるし」
がんちゃん
「いいじゃん・・・今帰らなくても・・・送らせてよ」
パピ
「わかった」
がんちゃん
「パピちゃんはベッド使っていいよ」
パピ
「がんちゃんはどこで寝るの??」
がんちゃん
「俺もベッドって嘘だよ俺はここでいいよ」
パピ
「がんちゃんの部屋なんだし・・・パピがここでいいよ。。。
酔ってるから歩きたくないし」
がんちゃん
「ダメだよ」
と言うとがんちゃんは手を引きベッドのトコまで連れて行った・・・
パピはベッドに横になると・・・
がんちゃんは
「おやすみ」
と言いおでこにKISSしてその場から居なくなった。。。
パピはその後吸い込まれるように眠りにつた・・・