過酷、にしてしまった常念岳 前編 | paimanです_| ̄|(I:)ゞ ネッ!

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登山とキャンプと写真が好きなアフォアフォマンブログです(・∀・)ニヤニヤ

19、20日で常念岳に行ってきました


燕岳と迷いましたが、行ったことが無いってのと

ヤマレコで素敵な写真をココからいっぱい撮ってる方をみたので

ここにいってみたいと(・∀・)ニヤニヤ


一の沢コースっていう一般的なルートで常念小屋を目指し、

体力と時間、当日の天候と相談し、当日か翌日朝登頂、

ピストンで駐車場にもどる予定。


でした


が。


これがとんでも無いことになりました。

(なりかけましたw )


予定通りいかなかったということΣ(゚Д゚;)


全て、自分の怠慢が招いた事ですが 

一歩間違えば、、

いあ、間違ったからこそ、遭難も十分ありえる状況になってしまい_| ̄|○

とても思い出深い山になってしまいました( ̄▽ ̄;A 


とりあえず、反省することはいっぱいありますが
その時の気持ちのまま書いて、

反省は後で振り返って書きたいと思います

このコースを知ってる方は、

アホだなぁ~と思いながら読んでください((*´∀`))ヶラヶラ



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同僚の協力で仕事を早めに終え、
20時に自宅出発し、
梓川SAでETC割引の関係で0時超えるように仮眠
豊科ICから40分ほどで登山口付近の駐車場へ

ここは駐車場次第でえらい登山口までのアプローチが変わるみたいなんで
できるだけ近い駐車場(駐車スペース)に停めたいところ

登山口までは綺麗にアスファルト舗装されてるので
一度登山口まで行ってみて、そこから戻りながら探すことに。
途中、凄いでかい50cm越えの落石とか
道路に落ちてて怖かった((;゚Д゚)ガクガクブルブル

何故かパトカーとすれ違うと、
すぐ終点の登山口に到着
引き換えし、深夜1時過ぎ予定通り一番近い駐車スペースに停められた。

車の車内灯を消すと恐ろしく真っ暗w
でも外には満点の☆
今日山頂に居られればなぁ~><

天気的には翌日(19日)はイイ感じ
20日は好天のピークを過ぎて曇りがちになる感じ
とりあえず車ではあまり寝られない俺
少しでも寝られることを祈りながら寝る


そこから2時くらいから到着し、準備し
登り始める人も居て、
他にも数台それから到着し
車の音、バンバン扉を閉める、、
寝れん、、w
結局合計で3時間寝れたか寝れないかw
4時半起床で準備



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駐車場からもSnowpeakが見えてテンションあがるぅ~♪

コースタイムは夏道で登山口から4時間35分
我が家の体力と休憩時間と雪道などなど考慮すると
6時に出発し、12時に着ければ上等
ちょっと過ぎちゃっても14時までには着くでしょう
小屋で昼飯を食おうって算段でした




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もぉ日の出は4時台、
明るくて助かる(●´ェ`●)
5時半過ぎに駐車場を出発


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ちょっと歩くと登山口
トイレを済まし、登山届を出して
準備を整えます'`ィ(´∀`∩


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ここで、、ハイドレのチューブをセットするときに
先っぽが外れΣ(゚Д゚;)
放水_ε=\_○ノ
ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン
背中濡れてもーたがな。・゚・(ノД`)・゚・。
やっぱ先っぽはストッパー付きがええかな。。

今回は非常にウェアリングに悩んだ。。
きっとレインウェア&上下ダウンだけで防寒も大丈夫だろうと思う
登りの途中は快晴ならばTシャツでも暑いくらいだろうとも思う
思うけども、、夜の写真を撮り続けたいことを考えると
それで足りるかな~( ̄-  ̄ ) ンー
ということで冬用のアウターまで担ぎましたw
それでも今回はマットを新調して軽量化
カサは増しますがサーマレストのリッジレストを採用してみました
相棒はZlight
自分はザックがでかいのでリッジレストもINしてみました(笑)
なんとかパンパンで収まったw
こうみえて、撮影機材も含め20kgほどで収まってます

予定通りの6時登山口出発


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最初は歩きやすい道
ちょっと歩くと
山の神 
なる場所に着く。きっとこの御神木的な感じだろう
安全を祈願して進む( ̄人 ̄)


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朝日が差し込む清流の中
雪が被る山をみながらのトレッキングに
幸せを感じる(;´Д`)ハァハァ




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ええ道ぢゃ♪


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最初はひたすら横移動する感じ


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中にはこんなとこもあるけど
大滝までにほとんど小屋までの半分の距離を移動する



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距離は半分来ても
高さは全然w

白い稜線もまだまだ高いな~



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空はあおーいよ~


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段々絶壁に見えてきたw




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烏帽子沢を超えて



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笹原沢で 大量のデブリに遭遇w

ここから雪道だね~



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アイゼンを付けて進みますわ♪


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凄い雪の量。。

こんだけ溜まるって。。

真ん中左の先行者の方があんなにちっちゃいw


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さて、

準備して

いくよ~


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雪道 楽しぃね~(・∀・)ニヤニヤ


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デブリの山を超えた

確かヤマレコのレポで左に巻くような感じで書いてあった記憶があった
見てみるとやはり左側にポイントがあったが
正面のデブリの山の向こう側に赤ポールが見えたので
直進することに

左から巻くってのはあそこのことだったのか、、


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30歩歩いて息整えてw

う~んこりゃ先が長そうだw

壁のように見えるがここを登るんぢゃないよな




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見上げると

先ほどの先行者とその先に先ほどいっぱい抜かしていかれた登山者w

7,8人皆頑張って登ってるw

おりょ? こんな雪崩れがたまるような沢を登るんか?
マヂかよ。。アブネぇなぁ。。




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我が家もひたすら登る

ここまで来るのにかなりかかってるw

たいしたことない勾配にみえるが

実際登るとキツいw

しかし、、なんだこの石のでかさは
こんな落石来たら死ぬな、、( ̄▽ ̄;A 

にしても、、そういえばさっきから踏み跡たどるものの
赤テープが見当たらないな、、



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斜度はこんな感じ

ポールを重力で垂らしてみた

向こうの木と見ても40度はあるだろう( ̄▽ ̄;A 


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前方にほぼ同じペースで登るおとっつぁんが居る

目標になるし、ルートを確認できるので助かる

写真だと点でしか見えないがw

そして、、いい加減。。

あそこまで登れば多分小屋が見えるだろう、、的な

体感的なものを感じてがんばった。

が。。




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まだまだこんな永遠同じ勾配が続いた

おかしいなぁ~

もぉ小屋でもおかしくない高度のような。。

後から登って来た登山者があっという間に抜かして行った。。

小屋装備とはいえ、体力あんな~

この辺の高度の時

どこか下の違う沢の方?から大声で叫ぶ声が何度か聞こえた

なんだよ山で大声出してると

なんか起きたかと思うだろ?

なんかあったんかな。。



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先に進んでた先行者数人も目視できたので

がんばるのみでどんどん高度を上げる

が、既にかなりキツいw

最初は30歩歩いて息を整えてたのが

今では10歩も進めないw




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そして太陽はどんどん登り

みるみる雪が腐ってくる

あかん、

一番勾配もきつくなるところで

ズボズボ踏み抜くようになってきた

踏み抜くと心が折れそうになる。。


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でも

景色は綺麗(●´ェ‘●)

写真を撮って気分を紛らわすε-(´▽`)



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左に見える稜線も近くなってきた

きっとあそこまでがんばれば小屋だろう

時間かかりすぎだ

もぉ既に余裕をもってみた到着予定の12時。。

いつも持ってきてるGPSを持ってきてあとどれくらいか
確認したいところだが
普段お守り的な感じでほとんど使わないので
今回は置いてきた
後悔( ´△`)


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斜度

こりゃ45度近いんぢゃねーか?(lll´Д`)


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あまりにも長い、、そして休憩場所が無かったが

なんとかハイマツを利用して、

場所を確保し

ザックを置いて休憩





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エネルギー補給

余裕をもって持ってきた行動食ゼリーも

飲み尽くす勢いだ

雷鳥が泣きながら通りすぎるも

撮る心の余裕が、、、無い( ̄▽ ̄;A 

バランスを崩しても大変だ。。


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高度は着実に上がってるが

相棒が遅れだした

かなりキてるだろう

ザックも軽くないからな~

頑張れ、、頑張ろ。。しか言えない。。



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とにかくトレースをたどり

自分の息遣いだけしか聞こえない中

ひたすら自分と戦い登る。。

相棒は下りでこんな怖い勾配を下る勇気は無い

と。。




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景色が開けたw( ̄0 ̄)w オオー

そして、

(:D)| ̄|_...?ん?

なんか小屋があるな。。

あんな近くに別の小屋あったっけな。。

小屋、、小屋、、

小屋Σ(゚Д゚;)!!!!!!!!

おいちょっと待て、、

_| ̄|○

登ってる沢が違うのか、、

もぉ既に小屋をはるかに超えた高度に居る

そりゃいくら頑張っても着かないはずだ><

あかん、、

相棒の体力は限界近いのに、、

今更登りかえす力なんて絶対無いぞ。。

諦めて下るにしても

この体力では下るのも必至、、

なにより相棒は怖くて下れないって言ってるし

迷った時は戻るも鉄則たが

下るより登るのも鉄則

問題はこの間違えてるトレースや先行者を信じてまだ登っていいものか、、

あかん、、

普段鈴鹿などの低山では整備されて無いので

臆病なほどルートを確認するが

アルプスはいつも間違えようがないほど人が居て

表示もあるので完全にルートの事なんて気にして無かった

先行者が大量にいるのに安心して

なにも考えず追走して

こんなとこまで登り詰めて、

体力もほぼ限界まできてしまった。

今更ながら考えれば

違和感やおかしかったことが

後から後から考えがこみあげてくる

後悔しても。

遅い。




つづく


(笑)