ニコミュ千本桜 見ました。




感想ですのでご注意ください。




私は和樹目当てです。


ボカロには詳しくないので

勘違いしているところがあると思いますが

楽しんでみました。


実は和樹はテニミュ以来、舞台は見ていません。

そんなに舞台してなかったのかな?

八犬伝くらいしか思い当たらない。


ドラマ、歌は精力的にしてたからちょくちょく見てたけど~。


最初の「千本桜」予習したところ

ミクの歌なので男性は歌うのか?でも主題だからな~とか思ったら

最初はやっぱりミクが歌っていましたが

一応主要人物で交代で歌うのね。


和樹はキーが合わないせいなのか

鼻にかけて歌っていて

いつもの声で歌っていなくて違和感はあったけど

上手かったと・・・いや、歌手だから上手いってワザワザ言うのも何とも。


殺陣も上手かったです。

衣装は伸縮性を持たせたのか、最初のお披露目の時と違って滑らかに動いていました。

あんとき、足曲げるのも大変そうだったもんね。


カイトの髪に合わせるべく、青みがかったグレイになっていて

ブギウギの時に髪がちらっと出たときには(バンダナで隠していた)

やっぱり和樹はこの髪の色がかっこいいなと思いました。



いばらとミント

衣装も軍服に振袖みたいな袖が付いてるのってどうかな、と思ったけど

翻る袖はやっぱりグッと来ます。

オタクだからですか?



いばらとミント

かなり暑いんだろうな、汗だくでした。


黒うさPさんが新曲として用意してくれた歌は

カイトの歌だったようでキーも男性が歌いやすそうでした。

ここはさすがに和樹な声でした。



ミクの石田晴香ちゃんは可愛かったです。

髪も軽量化されていてより自然になってて良かったんじゃないかな。


カイトが苦しんでいるのを見て

一生懸命に励まそうとしているところが可愛かったです。

泣きそうになりながらも頑張ってカイトに話しかけるミクにはもらい泣きしました。




麻帆ちゃんはニコミュにはお馴染みの女優さんですね。


さすがに歌声が綺麗。

舞台馴れしています。


とても優しい声なので役にぴったりでした。


まさかのドクター(湯澤さん)の奥さん役。


巡音ルカ的にはあまり活躍しません。

ただマスター(コバーケン)に踏まれたりする役でした。

今、ウィキを見たら巨乳に作ったけど


「キャラクターが18禁の作品の創作に使われてしまうリスクを考慮し、

肌を真っ白にすることで生命力が弱いような印象や冷たい印象を作っている」


なーんて書かれてた・・・。


長谷川愛さんは咲音メイコになるのかな?
とても色っぽく、カイトよりお姉さんな感じですかね?
カイトにしつこくじゃれたりして、軽い感じにしているけど
この人、カイトが大好きなんだろうなあって思いました。
あわよくば酔わせて大人な一夜を過ごそうくらい思ってそうなそぶりでした。
でもいざとなると乙女になりそうな・・・私の希望なだけだよ、それは。
真面目なカイトをからかっているけど
好き好きオーラが溢れてるし
瞬時にカイトをかばえるくらい熱い人でした。
花魁も軍服も似合っていました。

いいよね、花街言葉



市川美織ちゃんはリンかな?

あの衣装はかわいいよね。

なんか、振り回されて見えるスカートの下のドロワーズとか

細い足とか、湯澤さんが喜びそうな美少女でした。


声が出ないという彼女の診断をするときに

服の前を開けてってドクターに言われて

「ん!」みたいに胸を張ってガバッと開けたら

ドクターが「・・・・いいね~」みたいな言葉を発したのが面白かったです。


もちろん、上着を開けただけですよ!


もう、眼帯とか萌えの権化でした。



鳥越くんはレンですね。

前に片岡さんが書いていた飢餓感とかはよくわからなかったけど

いい賑やかしだったと思います。

リン、レンはマスコットでいいと思います。

衣装替えも多くなかった?

看護士服とか可愛かったです。


歌は覚えていません。



翔太の役はカイトの部下で、いえいえミクより下のカミツキです。

ボカロキャラではありません。

カミツキはやっぱり「神憑き」なのかな?

若く、情熱はあり、そして少しおろかでした。


歌は・・まあ、前よりは!くらいですが

殺陣や動き、台詞はなかなか好きです。

翔太はああいう盲信的で熱いキャラクターが似合っています。


カミツキは軍の1つの特殊小隊です。

不思議な魔を払う力を持つ人で結成されているのだと思います。

その魔がカゲツキで「影憑き」なのかな。

そこらへんはつい最近でた小説に

書いているのかもしれないんだけど

私は読んでないので気になる方は読んで下さい。


カミツキでありながら彼は陰謀によりカゲツキにされてしまいます。


カイトを襲い、部下を傷つけることをためらうカイトをあざ笑う顔は

怖いというか、元々、翔太は目が大きいのですがもう目がギラギラしていて

やっぱりなんか憑いている感じでした。


SHINSEN5で吉田稔麿とか・・・

出来んのかなと思ったけど出来るんじゃないかと思いました。


まあでも翔太には笑っていて欲しいです。


こばーけんは・・・まあ真面目にやりゃあ真面目そうな人ですよ。

マスターは真面目な人じゃないです。

「ミーは・・」とか言いますよ。おそまつくんのイヤミか!

そしてまさかのふんどし、もうふんどしキャラなのか?

どこでもなのか?

片岡Pのせいですか?



岸さんはカイトの育ての親の立場で

でも今の軍の姿が間違っているとして反旗を翻す役です。


バリバリのプロの舞台俳優さんで歌もダントツでした。



湯澤さんは意外にキーマンなドクターでした。

っつうか、男性の湯澤さんってなかなか見ないわあ。

だから歌も男性の声でした。

80年とか生き抜いたドクターなので

カイトのいる時代にはおじいちゃん。

80だったかな・・・100歳超えてるよね?違ってるかもしれません。

ともかく若いときに千本桜を生かす人柱にされた奥さんを助けるためだけに研究して生きてきた人でした。


ここらへん分からなかったんだけど

千本桜が咲いているときは安泰なんだけど

ドクターの若いときに一度枯れてしまい

世の中は不安に満ち溢れこの世はお終いとも囁かれ


それを人のエネルギーで咲かせようとしていたのがドクターで


その人柱として自分の妻が呼ばれていて


もう猶予もなく装置のボタンが押され


それは成功し千本桜は再び咲いた。


しかし軍はその桜を独り占めしてドクターを桜から遠ざけた。


それから時は経ちカイトのいる時代へ、なんだけど


いまや観光コースにすらなっている千本桜、

いつ軍から解放されたのかとか


ドクターが軍の一派であるカイトを治療していることとかが


「あれ?」って思った。


まあ、そんなに時が経ってしまったら

上層部でドクターを知る人すらいなくなるのかな?





そういえばニコミュはやっぱりミュージカルなので

私の見るどの舞台より端々の台詞も歌でした。


1曲まるっと歌うよりちょっとしたところで

音階のある台詞がちりばめられているほうが難しそうに感じました。


麻帆ちゃんや岸さんは

台詞に音階があっても自然に聞けるんだけど

ほとんどの人はそこでミュージカル馴れしてるかそうでないかが出るんですね。




なんやかんやといいましたが

やっぱり千本桜というタイトルにふさわしく

バックではらりはらりと散る桜と

カイトが印象深かったです。



和樹にはやっぱり舞台に出て欲しいとそう思いました。



あ、ロミジュリするんだったね!


見に行きたいなあ。