不況に強いビジネスって？
世界的な大不況にある中、元気なビジネスがある。
いったいどんなビジネスだと思いますか？
節約でしょうか？あるいは環境でしょうか？
いえいえ、違います。
それは・・・・
教育をテーマにしたビジネスです。
以前、某広告代理店のシンクタンクが行った調査を
見たことがあります。
そのデータでも“不況でも多くの家庭では
教育関連の費用は減らさない”と答えた人が
とても多かったことを覚えています。
確かに少子高齢化社会に突入した今
子供の教育に、熱心になっている親が
非常に多いように感じます。
先行きが見えないからこそ
たくさん習い事をさせて
教養を身につけるのが狙いでしょうか。
そんな中、単に学ぶだけではなく
教育をエンターテインメントにしてしまった
あるテーマパークが非常に人気を集めています。
どこか想像つきますか？
このテーマパークでは15歳までの子供が
様々な仕事を体験できるのが一番の売り。
もうどこかお分かりですね！
このテーマパークとは『キッザニア』 です。
国内では、2か所あり、3月末に東京に次いで
兵庫県の西宮市にもオープンしました。
不況、不況といわれる中、4月1日から
値上げしたにも関わらずとても大盛況だそうです。
この時代に値上げするなんて、とても強気ですよね。
では、このキッザニアの魅力とはなんでしょう。
・80以上の職業を体験できる
・憧れの職業について体験し学べる
・仕事について意欲を抱いてもらう、などなど
他にも付け加えるとするならば
大人達の反響がすごかったことも
挙げられると思います。
親の気持ちとしては、自分がやりたかったけど
何らかの理由で出来なかった仕事を
子供に体験してもらいたい！
といった、自分が幼い頃に描いた夢を共有したい
気持ちも少なからずあるのではないでしょうか。
あるいは、将来、子供達が進路に迷った際
キッザニアでの体験が役に立ち、仕事の適性について
語り合えるかもしれません。
仕事を体験できるテーマパークというより
教育をテーマにした、親子の絆づくりが
キッザニアの役割なのでしょう。
近い将来、教育の形も現状の学力重視から
キッザニアのような、仕事に役立つものを体験できる
実践型の教育に変わるかもしれませんね。
教育というビジネスからは不況の二文字は
当分聞こえてきそうにないですね！