日本昔ばなしなどで、「正直じいさん」や
「やさしいおじいさん」と対をなして
「悪いおじいさん・おばあさん」が登場
しますが、これって改めて見るに
すごい表現ですよね。まるで
自分達と価値観が違う者は
総て悪!と言い切るアメリカのようですね。
まぁそれはさておき、教訓的な意味合いも
ある昔ばなしの登場人物がすべて「悪い」
という設定なら、話はどう転ぶでしょうか?
桃太郎を例にするとこんな登場人物に
なります。お話は各自自由に展開して
みて下さい。
<悪・桃太郎登場人物>
・(胃腸の)悪いおじいさん
・(すぐに落ちてるものとか拾ってきちゃう
育ちの)悪いおばあさん
・(ズブズブで腐りかけの)悪い桃から
生まれた桃太郎
・(いわゆる汚染米で作った)悪いキビダンゴ
・(自分がダンプに轢かれて死んだことを
認めない、往生際の)悪い犬
・(頭が二つ、顔が鬼女など気味が)悪いキジ
・(さるかに合戦でおなじみ、柿をぶつけて
カニを殺した)悪い過去を持つサル
・(人はいいが、要領の)悪い鬼達
・(値段ばっかり高くて使い勝手の)悪い宝物