ここ２週間はどんよりの天気。寒けりゃまだ救いもあるんですけどこれで暖かいものだから始末が悪い。とにかく植物の育ちがよくありません。

朝のローカルラジオでは「キャベツが一玉５００円してビックリ！」との話題。いくらなんでもそれはないだろうと笑って、夕方スパーに行ってみると実際にその通りでビックリでした（汗）。

どーにかならんか、この天気！

さて、圃場の方は・・・、

移植はひとまず終了。

たった一株ですが蕾を発見！８月３１日播きですがら早いものは開花して当然ですね。

これは切れ弁を狙ったもの。蕾でも切れていることが出来るので開花が楽しみです。なんかこれだけで元気が出ます。

あちこちで開花の話題が聞かれますが、まだまだこちらは発芽中でございま～す。

９月１１日播きの原種交配。ストジャノウィ、アエトリカを使っています。

こちらは９月１２日播き。ドゥビヤーナを使っています。

どちらも発芽までに約１か月かかっていますね。

子葉の形が違うことを改めて発見しました。上ストジャノウィ、アエトリカは丸く、下ドゥビヤーナは細くとがり気味です。ちなみに下画像の右は宿根ビオラの‘コルビネ’の後代、コルビネは丸葉ですね。

移植した後の残しも今になって発芽。

実はこれも選抜の対象。つまり、発芽で種子の休眠性、発芽温度などに関することです。

暑い時期に播いても発芽するものもある。それらを繰り返して拾い上げて行けば暑い時期でも発芽するもの、早く発芽するものになっていきます。

原種や宿根ビオラ、黒系、それらを使った交配は発芽に時間がかかる傾向（休眠性、発芽温度）が強いです。これらも代を重ねることで発芽しやすくなってきます。

手持ちのコルビネの後代がだいぶ早くなりました。でも、原種自体はなかなかですね。

ですから、それを求めるのであればすでに移植済みのものはその後の発芽は拾わない方がベストです。

と、皆さんに言いながらも一系統をわずかな数量しか播いていないので、これも拾ってしまうという・・・。それよりもまずは花を見たいんです（笑）。

後播きのプリムラ。もう駄目かな・・・、って頃に発芽が始まります。

アネモネも発芽。早播きしてもあまり意味がなく、温度が一番関係してるみたいです。

さてさて、今年はいつになったら花が見れるのでしょうか？

株が出来れば何時か咲くさ～。今年はそんな気持ちでゆっくりと構えましょう（笑）。

まだまだ発芽中・・・