リアン到着! | ROKA BLOG

リアン到着!

寒波襲来!各地で大雪のニュースがテレビから流れています。

 

そんな地域から比べると、大したことはありませんが、宮崎も寒かった!平地では雪はさすがに降りませんでしたが、久々の厚い氷は日陰では一日溶けることがありませんでした。外に出ていると手足の先から冷たくて、雪の地域の人たちはこれ以上なのだなと思った次第です。

 

さて、作品展は年明けですが早々と展示物と親株が届きました!

“リアン”です。

 

“リアン”は、福岡県の朝倉市のバタフライガーデン(山内園芸)さんのビオラのブランド名です。

 

いろんな形といろんな色目のあるビオラの集団、ちょっと大げさですが「西のヌーベルバーグ」というと伝わりやすいかもしれません(笑)。

 

ただ成り立ちは全く違います。

 

ヌーベルバーグは、1980年代の市販パンジーとビオラの交配によって誕生した系統で、以降一切他のパンジーとビオラの遺伝子の流入はありません。

 

リアンは、市販のビオラと個人育種のビオラとの交配がスタート。以降、折々に市販品種や個人育種の遺伝子が入ってきて現在に至っています。そのスタートは、はっきりわかっていて、市販品種はディジェイシリーズで個人育種は“エボルベ”です。ただ、エボルベと言っても10年ぐらい前のことですので、エボルベの前身(現在ほどの変異がない)と言った方が正しいです。

 

初期は市販品種と個人育種の中間タイプだったのですが、それでも年月を経れば個性は際立つもの。現在の多彩な姿になっています。

近年は個人育種の血が入ることはほとんどありませんが、ここまでの色幅になっています。これはほんの一部です(笑)。

今期はこんな青染み耳柄の個体が出現!

 

市販品種から「フリル」を取り入れた系統が、いい感じです!

フリリアン

 

これはこれでいいのですが、今はフリル全盛。ライバルが多い中でさらに個性が際立つようにしていかねばなりません。

 

きっとそうなっていきますね。楽しみです!(笑)

 

これらの一部は作品展で展示の予定です。

 

さてさて、来年の第14回作品展は、曜日の関係もあり、1月29日(土)から2月6日(日)*1月31日は定休日 の予定になっています。

 

また、詳しい内容は年明け最初のブログでご案内いたします!(笑)