関連商品・作品

関連ゲームソフト

対戦、保管ツール

ゲームボーイの本編ポケットモンスターシリーズで捕まえたポケモンを、よりよい環境で対戦したり、より多く保管することができるツールとしてのソフト。ポケモンが3D化されるのが最大の魅力。おまけ機能も充実している。

  • ポケモンスタジアム 』(NINTENDO64 )/1998年 8月1日 発売 売上本数約137万本
    従来の平面なゲームボーイでの対戦をNINTENDO64に移植することにより、ポケモンの3D 化が実現した。ただ、急いで発売にこぎつけたためか対戦にポケモンは全種使用できず、40種に限られた。
    プレイヤーのデータ等の読み込みは、ゲームボーイのカートリッジから64GBパック を介する形がとられている。後から、64DD の追加ディスクにより、キャラクターデータを追加する予定があったが、実現せず。
  • ポケモンスタジアム2 』(NINTENDO64)/1999年 4月30日 発売 売上本数約71万本
    前作に各機能が強化され、当時の全ポケモン151種が参加できるようになった。また、日本国外でのポケモンスタジアムはこれが1作目。
    対戦ルールは6種類と、シリーズ中でもっとも多彩である。
    GB版のプレイでは複数から1匹選択しなければならなかったポケモンを、プレゼントという形でいくらでも入手することができる(しかも、それを『金・銀・クリスタル』に送ると他では入手不可のアイテムを持っている)。
  • ポケモンスタジアム金銀 』(NINTENDO64)/2000年 12月14日 発売 売上本数約114万本
    『金・銀・クリスタル』に対応したバージョン。ミニゲーム、ポケモンに関する資料が豊富で、攻略本の代わりにもなる。スタジアム系ソフトの決定版との評判が多い。また、日本国外では2作目として発売された。
  • ポケモンボックス ルビー&サファイア 』(ニンテンドーゲームキューブ )/2003年 5月30日 発売
    捕まえたポケモンを保管するのが主な目的のツール。1500匹まで預けられる。ポケモンを駒に変え、並べて眺めることもできる。『ファイアレッド・リーフグリーン』『エメラルド』にも対応。単体に加え、GBAケーブル同梱版も発売された。両者ともオリジナルカラーの「メモリーカード59 」(クリアブルー&クリアレッド)が同梱。大容量である「メモリーカード251」「メモリーカード1019」には対応していない。
  • ポケモンコロシアム 』(ゲームキューブ)/2003年 11月21日 発売
    『ルビー・サファイア・エメラルド』『ファイアレッド・リーフグリーン』に対応した対戦環境と機能を持つソフト。
    今までと路線が異なるオリジナルのシナリオで、RPGとしてのポケモンを楽しむこともできる。オーレ地方を舞台に、何者かに心を閉ざされたポケモン「ダークポケモン」をスナッチ&リライブと呼ばれる方法で元に戻すのが主な目的である。『ルビー・サファイア』はおろか『ファイアレッド・リーフグリーン』でも入手できなかった『金・銀』のポケモンが多数入手できることが特徴。シナリオ中はすべてダブルバトルになっている。一方で、「スタジアム」シリーズと比較した不満の声も多く聞かれた。
    オリジナルカラーのメモリーカード59 (クリアブラック)同梱。
  • ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア 』(ゲームキューブ)/2005年 8月4日 発売
    ストーリー的に『ポケモンコロシアム』の続編だが、完全な新作RPGという位置づけで開発された商品。だが基本は同じで、心を閉ざした「ダークポケモン」をスナッチ&リライブと呼ばれる方法で元に戻すのがシナリオの柱となっている。
    メモリーカードは同梱されていない。
    この作品には、ゴンベとウソハチの2種類の新ポケモンが先行登場している(ただし捕獲はできない)。
  • ポケモンバトルレボリューション 』(Wii )/2006年 12月14日 発売
    ニンテンドーDSで発売される新作『ダイヤモンド・パール』と繋げることができ、『ダイヤモンド・パール』で登場する491種(現時点)のポケモンのバトルをWiiで遊ぶことができる。これまでの対戦型ソフトは初代『スタジアム』で作られたモデルやモーションが最新作である『XD』にもそのまま流用されていたが、本作では全てのポケモンのグラフィックが一新されており、実況も復活した。唯一のフレンド交換を掲示板でしなくてもWi-Fi 対戦ができるツールとして優秀であった。だが、ルール設定が乏しいなど問題点も多い。DSでランダムWi-fi対戦、交換ができてもよかったのではという声も聞かれる。

ポケモン世界体験型ゲーム

本編RPGの外伝的な作品。より奥深いポケモン世界を体験できる、ポケモンファン御用達ゲーム。

  • ピカチュウげんきでちゅう 』(NINTENDO64)/1998年 12月12日 発売 売上本数約74万本 音声認識 システムNINTENDO64 VRS 同梱
    家庭用テレビゲームとしては世界初の音声認識を利用したゲーム。オーキド博士から与えられた翻訳機(ポケットヘルパー)を使い、ピカチュウとコミュニケーションを取りながら親睦を深めていく。音声認識システムには、NEC 開発の「アルトーカー(LSI )」を採用。
  • ポケモンスナップ 』(NINTENDO64)/1999年 3月21日 発売 売上本数約49万本
    ポケモン写真家のトオルが、ある島を訪れてポケモンの生態を写真に収めていく。アイテムを駆使することで、あらゆる場面を作り出せる。ファンサービスとしてか、オーキド博士が写真評価の役で登場する。
    カセットをローソン に持ち込むと、写真データをシールにしてもらえるサービスもあった(現在はすでに終了)。
  • ポケモンチャンネル ~ピカチュウといっしょ!~ 』(ゲームキューブ)/2003年 7月18日 発売
    テレビ局「ポケモンチャンネル」から放映される番組をピカチュウと一緒に観たり、お買い物したり、様々な場所へ連れて歩くことで、親睦を深めていく。30分以上に渡るオリジナルアニメ「ピチュピチュブラザーズ」が収録されたことで注目された。ポケモン映画のプロモーション映像が収録された「番組拡張ディスク」と、カードeリーダー+用カード 3枚を同梱。
  • ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊 』(ニンテンドーDS・ゲームボーイアドバンス)/2005年 11月17日 発売
    『不思議のダンジョン』シリーズのポケモン版として作られた。開発はチュンソフトニンテンドーDS 版「青の救助隊」とゲームボーイアドバンス 版「赤の救助隊」が同時発売。
    ポケモンだけが暮らす異世界を舞台に、人間からポケモンになってしまった主人公が友達(パートナー)になったポケモンと救助隊を結成し、ポケモン達からの救助依頼をクリアしながら自分がポケモンになった理由を探すローグライクゲーム
    この作品には、ルカリオ等ポケットモンスターダイヤ・パール登場予定のポケモンも先行登場していた。
    2005年11月25日 に、「青の救助隊」において、「赤の救助隊」以外の一部のGBAカートリッジをニンテンドーDSに刺したまま遊ぶとそのカートリッジのセーブデータが消えてしまう不具合 が発表された。
  • ポケモンレンジャー 』(ニンテンドーDS)/2006年 3月23日 発売
    フィオレ地方を舞台にした、ポケモンレンジャーになった主人公によるアクションアドベンチャー。レンジャーはキャプチャ・スタイラーという道具を使ってポケモンを仲間にできる。しかしレンジャーはポケモントレーナーとは違い、仲間になったポケモンを一度力を借りたら自然に帰さなくてはいけない(リリース)。
  • ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊 』(ニンテンドーDS)/2007年 9月13日 発売
    ポケモン不思議のダンジョン「赤の救助隊」「青の救助隊」の続編として発売。副タイトルは「時の探検隊」「闇の探検隊」。コロコロコミック2007年6月号にて発表になった。
    ポケモンだけが暮らす異世界を舞台に、人間からポケモンになってしまった主人公が友達(パートナー)になったポケモンと共に探検隊に入隊し、ポケモン達からの依頼をクリアしながら自分がポケモンになった理由を探すローグライクゲーム。

ポケモンカード

60枚一組のデッキ(30枚一組のルールもある)を組み、2人が対戦するカードゲーム。「サイドカード」と呼ばれる、ポケモンを「きぜつ」させたときに得られるカードをすべて取るか場にポケモンがいなくなった場合に勝敗が決まる。詳しくはポケモンカードゲーム の項を参照のこと。

  • ポケモンカードGB 』(ゲームボーイ)/1998年 12月18日 発売 売上本数約139万本
    トレーディングカードゲーム 『ポケモンカードゲーム』をテレビゲーム化したもの。プレイするうちにルールをわかってもらうことを目的として作られ、対戦相手がいなくても手軽にプレイできるのが特徴。8人のクラブマスター、4人のグランドマスターに勝ち抜くことを目的としている。初期のスターターパックと第3弾までの拡張パックのほか、本ゲームオリジナルのカードも多数収録されている。
  • ポケモンカードGB2 GR団参上! 』(ゲームボーイ)/2001年 3月28日 発売
    1作目の続編。拡張パック第4弾と拡張シートシリーズを新たに収録しただけでなく、GR団を倒していく設定になっており、ストーリー要素が充実している。ただし1作目との通信は不可能。

2作とも旧シリーズのポケモンカードがベースなので、ルールなどは現行と異なる部分も多い。

ピンボール、パズル

ポケモンを題材にしたピンボール、パズルゲームなど。ここでのポケモンは単にキャラクターとして扱われていることが多く、シナリオらしいものが存在するのも『ポケモントローゼ』だけである。

  • ポケモンピンボール 』(ゲームボーイ)/1999年 4月14日 発売 売上本数約102万本
    ステージを行き来し、ポケモンを捕まえる要素を盛り込んだピンボール 。玉や障害物もポケモンになっている。ボーナスステージなどもある。
  • ポケモンピンボール ルビー&サファイア 』(ゲームボーイアドバンス)/2003年 8月1日 発売
    『ルビー・サファイア』に出てくるポケモンを扱った『ポケモンピンボール』。基本的なシステムは前作と同じ。
  • ポケモンでパネポン 』(ゲームボーイカラー専用)/2000年 9月21日 発売
    スーパーファミコン で発売されていた『パネルでポン 』(インテリジェントシステムズ 開発)のシステムはそのままに、キャラクターを『金・銀』を中心としたポケモンに変更した落ち物パズル
    パズルゲームとしては評価は高いものの、登場するポケモンはごく一部であり、ゲームジャンルが異なる事もあり、ポケモンファンからはあまり支持を得られなかった。
    日本国外では同じく『パネルでポン』のシステムを流用し、アニメ版のキャラクターを採用した『Pokémon Puzzle League 』(ポケモンパズルリーグ)がNINTENDO64で発売されたが、日本では権利問題により未発売となった。
  • ポケモントローゼ 』(ニンテンドーDS)/2005年 10月20日 発売
    ポケモンの顔をしたコマを縦か横に並べて消す(トローゼする)パズルゲーム。他の作品と打って変わりポップなキャラクターデザインが採用されている。ただしポケモン全種をコンプリートするのがかなり難しい。
  • ポケモンピクロス』(ゲームボーイ・ゲームボーイカラー)/未発売
    ポケモンのキャラクターを問題に採用したピクロス 。1999年春に各ゲーム誌で画面写真が公開されたが、その後続報は無いまま発売されなかった。しかし1999年4月1日 からニンテンドウパワー で供給されたスーパーファミコン用ソフト『ピクロスNP vol.1』にはポケモンの問題が10問程度収録されている。

レース

ポケモンを使ったレースゲーム。

  • ポケモンダッシュ 』(ニンテンドーDS)/2004年 12月2日 発売
    ニンテンドーDSの特徴である「タッチペン(スタイラス )」を使ったレースゲーム。画面にタッチペンをスライドさせる事でピカチュウをその方向にダッシュさせる事が出来る。また、「DSワイヤレス通信」を使用した通信対戦で、最大2-6人の対戦が可能。ただし、使えるキャラクターはピカチュウのみである。
    さらに、レギュラーカップクリア後に、ニンテンドーDS本体に本ゲーム対応のゲームボーイアドバンス用ソフトも差し込めば、GBA用ソフトの手持ちポケモンのデータを送り込む事ができ、GBA用ソフトの手持ちポケモンの形をしたマップが登場する。
    この作品において、映画版に先行登場したゴンベがゲームに初登場した。