メイちゃんとカラオケに行きました。
彼女は歌うのが好きなので、ちょくちょく2人で行っているのです。

メイはとても歌が上手で、毎回聞き惚れてしまいます。
褒めすぎかな笑
でもほんとに。

今日はわたしの好きな歌について話をします。
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(これはわたしの大好きなバンドの新譜。最高なのでまたいつか紹介します)

気付いたのですが、相手にダーリンって呼びかける歌が好きみたいです。
今日はその内3曲を書きます。


①カタオモイ|Aimer


-ねえ、Darlin'   夢が叶ったの
-お似合いの言葉が見つからないよ

今1番ハマってるのがこの歌です。
ずっと聴いてます。

サビでダーリンです。
ダリンッ  って感じになるのがたまんないんです。
「見つからないよ」の「か」で裏声になるのも心がきゅっとします。

サビもいいけどそれまでのメロディも好きで。
ギターの指弾きとリズムの取りにくいかんじと。

高い声も出せずに思い通り歌えない
それでもうなずきながら一緒に歌ってくれるかな

ここの歌詞が1番好き。
このひとはきっと歌手で、歌うのが大好きで、思い通り歌える快感も知っていて。
だから老いることは本当は怖くて、思い通り歌えないのは命を削るほどの苦しみにもなりうることで。

それでも君が一緒に歌ってくれるなら構わないんですよ。
うなずきながら!!

歌ってくれるかなっていうのは歌ってくれるだろうか、ではなくて、歌ってくれるかいってことだと思います。
一緒に歌ってくれるのはわかってて、そうだよねって君に笑いかけているのですよ。
圧倒的な信頼関係。
だってうなずきながらだもん。


②Darling|西野カナ


西野カナではこれが好きです。
西野カナといえば会いたくて震えるようなイメージがありますが、彼女にはこういうハッピーな歌をもっと作っていただければ良いと思います。

ねぇ Darling ねぇ Darling
またテレビつけたままで
スヤスヤ どんな夢見てるの?

1番の最初がこれですね。
ここが1番良いダーリンです。

このダーリンは『カタオモイ』のダーリンより甘えていて、自分の愛情を自覚しつつ相手の愛情も信じきっているが故のダーリンなんですね。

「またテレビつけたままで」っていうのは、普段から小言を言っているんですよね、電気代が無駄だよとか。

でも怒ってるはずなのに、「スヤスヤ」!
無防備に無邪気に眠っているわけですよ、かわいいんですよ、じゃないとスヤスヤ寝ているとか思わないですから。

そして「どんな夢見てるの?」という好奇心に怒りは負けてしまうのです。
夢にもあたしが出てきていたりなどしたら、もう許すどころかぜんぶ忘れちゃうのです。
べた甘です。そしてそれすら自覚している。

悲しい翳りみたいなものはゼロで、盲目的で甘々なラブにあふれていて、かつそれを自覚しながら楽しんでいるような歌なんですよ。
『トリセツ』も良いけどわたしはこっちを推します。


③名もなき詩|Mr.Children


天下のミスチルはダーリンの使い方も一味違います。

君が僕を疑ってるなら
この喉を切ってくれてやる
Oh darlin 僕はノータリン
大切な物をあげる

まず、この曲ではAメロに毎回ダーリンって呼びかけがあるのですが、その後すべて韻を踏むんですね。
この場合だと「ノータリン」。
こういうとこがミスチルですね。
「Oh darlin 僕はノータリン」って歌う人は他にいないと思います。

この歌全体的に歌詞がすごくて、メロディももちろん良いんですけど、おおダーリンとか言いながらすごいこと言ってるんです。

この部分、疑ってる人は喉を求めてるわけではないじゃないですか。
信頼というか、安心させてほしいと思っているわけで。

でも疑ってるときってどんな言葉も嘘に聞こえてしまうことがあって。
それがわかっているから信じてほしくても何もいえなくて、その結果が「この喉を切ってくれてやる」ですよ。
忠誠を示すために切腹するような激しさがある。

そこからのダーリン!
大切なものをあげる、とかも言葉の重みが違いすぎる。
喉切ってるんだもん。


以上、長くなりましたが好きな歌紹介でした!

パンケ