恐怖症【パニック障害】の正体
恐怖症 パニック障害とは |
パニック障害は、何の前触れもなく、突然やってきます。
フツーの日常、フツーの生活、いつもと同じ日々の中で
満員電車、エレベーターなどの閉鎖された狭い空間で
突然、激烈な恐怖の嵐に見舞われます。
動悸、発汗、体の震え、呼吸困難、痙攣、嘔吐感....................
このまま死んでしまうのではないか
このまま狂ってしまうのではないか
とはいえ、それ自体が直接生命にかかわることはありません。
予期不安と広場恐怖症 |
パニック発作のあまりにも強烈な恐怖感
発作の恐怖と発作が起こるのではないかという予期不安で
泥沼にはまり、繰り返し発作が起こるようになります。
そう、次の発作が起こるのを恐怖に脅えながら待つのです。
もうこうなると、人の多い場所には出られなくなります。
広場恐怖症です。
やがて、一人での外出も恐怖となり、外出恐怖に進展します。
社会生活はもちろん、日常生活にも支障を来します。
パニック発作が慢性化することにより二次的うつを併発するケースもあります。
恐怖症 パニック障害の原因 |
恐怖症 パニック障害の原因
原因は解明されていません。
仮説として、神経伝達物質や、受容体機能の異常が疑われています。
ノルアドレナリン仮説
脳の青斑核という部分では、ノルアドレナリンという 神経伝達物質を分泌し、危険が迫った時に警報を 発動する神経が作動するようになっている。 パニック障害の場合、このノルアドレナリンの過剰分 泌、あるいはレセプターの過敏反応が起きているの ではないかと考えられている。 |