コミュニケーションスタイル
ザ・チームワーク vol.53
リーダーあるいはマネジャーとして、メンバーに対するコミュニケーションスタイルには基本的に4つのパターンがあります。その4つのパターンは、受信←→発信の軸と、論理←→感情の軸とのマトリックスで分類されます。人にはそれぞれ、自身の得意なパターンというものがありますから、そこを中心にして、その隣り合う2つのスタイルも自在に使いこなせるようになるのが理想的です。下の図をご覧ください。
発信のみ強いスタイルでは相手にメッセージが到達しない場合がありますので、受信軸も上手く使えるようにトレーニングしてください。コミュニケーションは双方向でなければいけませんから、受信をする、相手を受容することを意識するようにしましょう。
もちろん、まだ自身のスタイルが確立していないと思われる方は、その模索から始めるとよいでしょう。まずは、対人感受性を高めること、つまり他人に関心を持つことから始めて、受信のスタイルを確立するのがスムーズだと思います。
受信が強い方は、自身の感情や意見を発信できるようにしましょう。相手を受け入れるだけでは、自身のキャパシティから溢れてしまうことがあるかもしれません。アサーティブに、自身の意見を発信できるようにしましょう。それには、相手を誠実に思う心、相手は自分と対等であるという価値観、相手を素直に受け入れる心、起こった現実を自己責任で受け入れること、この4つが大切です。アサーティブについてはこちら。
http://ameblo.jp/pangaea-consulting/entry-10729482644.html
コミュニケーションスタイルはトレーニングによって発展します。自身のスタイルを認識して、更なる円滑な人的交流を目指しましょう。
コミュニケーション研修承ります。
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