広報計画
独立起業・セルフチェック vol.52
起業時の販促・プロモーション活動で重要になってくるのは広報活動です。広報活動とは、お金をかけないでメディアに掲載してもらうよう働きかける活動のことです。宣伝活動とは、広告媒体料を支払って告知をしていく活動です。
起業時には潤沢に資金がない、ということも関係あるかもしれませんが、しっかりした広報計画に従い価値のある情報を提供することによって、媒体社の信頼を勝ち得て掲載をされるようにしなければいけません。具体的な広報活動の手順とは次のようなものです。
1.起業のPRポイントをはっきりさせてプレスリリースを作成する
2.リリースを配布する媒体社をネットなどでリストアップする
3.媒体社向けにDMあるいはFAXを送信する
4.その他、ネット上でリリース配信するエージェントを使って配信する
媒体社は、自身の起業の規模にあわせて、業界紙、専門誌、ミニコミ誌、コミュニティー誌など、選択するとよいでしょう。上記のように、普通にプレスリリースを発行してもなかなか担当者の目に留まらないのが常です。できれば、個人的なネットワークなどを使って、媒体社の担当者につないでもらえると掲載可能性が高まります。
また、問い合わせがあった場合にきちんと対応できる環境を整えておきましょう。事前にHPを立ち上げておいて「お問い合わせフォーム」を設置しておく、電話を引いておいて自身の携帯に転送されるように(ボイスワープ)しておく、などの配慮も必要です。
宣伝の世界ではティーザー広告という、発売前にじらしながら宣伝する手法がありますが、広報活動においても、起業前に準備室的なホームページやブログを開設しておくというのも、有効な手段です。いずれにしろ、媒体社に信頼感を与えることが、広報戦略では重要なポイントとなります。
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