↓ CNN(2012.8.10) より
ロシア中部のタタルスタン共和国で、イスラム系を名乗る教団のメンバー少なく
とも57人が地下で生活しているのが見つかり、解放された。
ロシアの警察が明らかにした。
中には1度も太陽を見たことがない子どもも多数いたという。
地下から解放されたメンバーのうち、少なくとも19人は1歳から17歳までの子ども
だった。
17歳で妊娠している子どももいた。
警察はタタルスタンの武装勢力に対する捜査の一環として1日に捜索を行い、
同共和国の中心都市カザンの近郊で地下壕を発見。
地下壕は崩れかけたコンクリートで区画を仕切って地面の下に何層もの狭い
部屋が設けられ、灯りも通気口も暖房も付いていなかった。
ロシア国営テレビによれば、教団の指導者は83歳の男性で、予言者を名乗って
いるという。
警察はこの男とメンバー数人を拘束して取り調べている。
↓ AFP より
教団指導者であるファイズラフマン・サタロフ(Faizrakhman Satarov)容疑者
85歳とする報道も有ります。
現地からの報道によると、信者たちは孤立した生活を送り、ロシアの法律にも
タタルスタンのイスラム指導者の教えにも従っていなかった。
病院関係者によると、子どもたちは食事を食べさせてもらい、一部は病院で治療
を受けているが、健康状態は問題なさそうだという。
ただ、かなり汚れた状態だったといい、体を洗ってもらった後に健康診断を受けて
いる。
イスラム教とロシアに詳しい米国の専門家はこの教団について、教祖がイスラム
教徒を自称しているからといって、短絡的にイスラム教と結び付けることはでき
ないと指摘している。
カルトの臭いがプンプンしますね・・・
終末論でも信じていたのか、外部と交流が有ると都合が悪いファイズラフマン・
サタロフ容疑者が戒律をでっち上げたのか、よくもまあ、地下生活に耐えられた
ものです。
参考記事:「女性を殺害し、遺体を食べたり調理した疑いで男女3人逮捕―ブラジル」
「死神信仰=サンタムエルテの生贄に3人殺害、教団の8人逮捕―メキシコ」
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