↓ 毎日jp(2012.2.21) より
シベリアの永久凍土で見つかった約3万年前の植物の実から種を取り出し、花を
咲かせることにロシアの研究チームが成功し20日、米科学アカデミー紀要に
発表した。
絶滅した植物の再生や新たな生物資源としての利用が期待できるという。
開花したのはナデシコ科の「スガワラビランジ」。
チームは北東シベリアの川岸にある永久凍土を調査し、リスが食料貯蔵用に
開けたとみられる穴からスガワラビランジの実を発見。
付近の年間平均気温は氷点下7度で、凍った状態で保存されていたとみられる。
実に含まれる放射性炭素による年代測定法で約3万年前のものと判明した。
永久凍土を思わせる純白の花ですね! (゚∀゚)
スガワラビランジ(学名:Silene stenophylla)は、双子葉植物綱ナデシコ目
ナデシコ科マンテマ属、北海道の高山地帯にも自生しています。
株丈は25㎝程、花径は2㎝程です。
鐘形の萼筒の先に、先が2つに裂けた花弁が5枚付きます。
「ビランジ」で、マンテマ属の仲間を指すのですが、気になる語源は不明・・・
(´・ω・`)
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