作者:竹内桜

<勝手にあらすじ>
訪れていた老舗旅館「三石」で、
雁狩ひろしは、憧れの真理と、
跡取りである三石衛との過去を知ってしまう。
そして、真理に侮蔑の言葉をぶつける。
宿を飛び出してしまう真理を
ひろしは追いかけることができなかった。
ひろしの作ったアンドロイド、妹の雁狩マリは、
なぜ真理にそっくりな私を作ったのか、
思い出してほしいと諭す。
祖父を亡くして一人ぼっちになったひろしは
犬の散歩中だった真理と偶然出会う。
真理もまた衛に振られたばかりだった。
その後、会うことはなかった二人だったが、
大学で偶然再会を果たす。
周囲と孤立しがちなひろしは真理から声をかけられた
その一言でどれほど自分が救われたのか、思い出す。
<勝手に感想>
きっと人の何気ない行為
(たぶん本人にしたら1くらいの行為)で
ものすごくツボにはまって、救われるとき
(受け取る相手にしたら100くらいに感じる)がある。
そういえば殺人まで犯した人もいたな、、、
その人のことが好きで、好きで、好き過ぎて
姿格好が全く同じロボットを作ってしまう。
純粋たるゆえの究極。
そういえばこんな人、他にもいたな、、、
<勝手に批評>
○ ストーリー ☆☆☆☆☆
ここから一気にラストに向かっていくんだけど、
ここで終わってもいいくらい、最も好きな回。
○ 絵 ☆☆☆☆
途中で真理さんの髪を短くしたのが、◎。
バトルもあるし、アクションもあるし、
たまにポロリもあるし。
○ 最大のナゾ ☆☆
今更ながらにして気づく、、
真理さんの苗字がない。なぜ??
◎ 総合評価 77点
男の子は女の子に少なからず幻想を抱く。
まーでも、お互いさまなのかな、、
望むタイミングで終われる作品は良い、
古き良き時代。