筋腫手術の翌日。


手術の後、体にたくさんの機械や管がついている。


 ①点滴

 ②尿道カテーテル(お小水の管)

 ③背中からインフューザーポンプ(鎮痛剤を持続的に入れる注入器)

 ④お腹からドレーン(出血や滲出液を体外に出して排液バッグに溜める)

 ⑤膝下にエアーマッサージ(血栓予防のため)

 ⑥酸素吸入マスク



寒気はなくなり、熱も昨夜より少し下がった。


時折吐き気がするので、嘔吐用の容器とティッシュが手放せないが、
別に何も出るものはない。


それより、麻酔中に気管内へ管を入れていたために喉が痛い。


昨夜のうちに、酸素吸入マスクは外された。


朝、足のエアーマッサージが外された。
これが取れただけでもかなり開放感を感じる。


水分摂取の許可がおりる。
お水がおいしい♪
100円ショップで買ったペットボトル用ストローが大活躍、これは便利。
ペットボトルが倒れても水が漏れないから、枕元に置ける。



看護師さんが体を拭いて着替えをさせてくれた。
背中からの鎮痛剤が効いているため、驚くほど痛みがない。



9時、診察。
痛みについて訊かれた後、傷を見てもらう。
傷口からの出血などはなく、問題なし。
腸も動いているので、問題なし。
傷口周辺を触られた時はズキッときたが、問題なし。



12時、昼食(流動食)が運ばれてくる。
ベッドの背を上げて座ってみるが、痛みはないものの座っているのがつらい。
少しだけ甘みのついた片栗を2-3口食べてギブアップ。



15時、面会時間になり、母がずっと付添ってくれた。
午前中に神田明神さんへお参りに行ってくれたようだった。



癒着防止のため、手術後はできるだけ体を動かした方がいいとのこと。
と言ってもまだ動けないので、仰向けになったり右を向いたり左を向いたり、
体勢をこまめに変えてみる。



今日の午後から「ベッドサイドに起立または歩き始める」予定だったが、
チャレンジさせてもらえなかった。
ムリと判断されたのか、看護師さんが忙しかったのか。。。

歩けるようになれば尿道カテーテルを外してもらえる。
早く歩きたい。



18時、夕食(流動食)。
お母さんがじっと見ているので、頑張って食べてみる。
2-3割くらい食べてギブアップ。
仕方ないんだけど、流動食では食欲がそそられない。
それに、座っているのがつらい。
数分が限度。



18時半、診察。
傷口、腸の動き、問題なし。
背中の鎮痛剤が今夜あたり無くなりそうだけど、
もし痛みがあれば看護師さんが点滴から鎮痛剤を入れるので、
ナースコールするように言われる。



19時半、旦那さん参上。


20時、面会時間終了。
旦那さまとお母さんは帰っていった。



手術は無事に終わったし、あとは良くなる一方だと思うと、

つらくても頑張る気力が湧いてくる。


流産後はこうじゃなかった。

この流産のつらさが回復しても、

その後には筋腫の手術のつらさが待ち受けていて、

その手術のつらさを乗り越えても、

ベビ待ちのスタートに立てるのなんて、もっとはるか先。。。

そう思うと、焦りとイラ立ちでいっぱいになった。


でも、ひとつひとつ乗り越えて、今やっとここまで来られた。


早く歩けるようになりたい。


早く退院して、おウチに帰りたい。


家族を安心させたい。


そしてそして。。。




ペタしてね