自然流産から4日が経過。


出血はまだ続いているものの、
唸ってしまうほどの腹痛はようやく落ち着いた。


とはいえ、歩くスピードは相変わらず牛歩だし、
立ったり座ったりする動作にも時間が掛かって
まだ普通の調子とは言い難い状態。


月曜日の今日から会社に復帰できたらと考えていたが、
会社まで辿り着ける自信もなく、もう一日だけ休ませてもらい、
リハビリにあてることにした。



思えば出産前、私は「自分を律する生活」を自分なりに心掛けていた。


夜型生活を改め、朝はまだ暗い5時に起床し、
軽いヨガ、トイレ掃除、新聞を読んで、朝食の準備をした。


結婚してから3年、「旦那さんのために」と変に気負い、
勝手にアレコレ家事に精を出しては、
その見返りの無さにひとりイラついていたが、
この考えも改めた。
簡単なことではなかったけれど、なんとか改めようと努力した。


そんな折、待望の赤ちゃんを授かった。


ご褒美だと思った。


自分の考えを改め、生活も改めたからだと思った。


幸せだった。



でも、流産してしまった。

私は今その激しい痛みに苦しんでいる。


流産後は妊娠しやすいと慰めてくれる優しい人もいるけど、
その前に手術がある。


この痛みを必死に乗り越えたところに待っているのは、
明るい光ではなくて、子宮筋腫の手術。
それに、手術が無事に終わって回復しても、
しばらく赤ちゃんは望めない。
医師からようやく妊娠の許可がおりたとして、
実際に妊娠できるのはどれくらい先だろう。
おそらく私は40歳を超えてしまうだろう。


流産から立ち直ったところで、また次の苦しみが待っていると思うと
心が荒んだ。


優しい言葉をかけてくれる旦那さんにすらヤツアタリした。



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