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半々くらいのようなので、今回から表の下に翻訳をつけることにしました。
というのも、昨日の表を自分の携帯で見ようとしたら、見れなかったから
では、五輪を主催したバンクーバー組織委員会が公表した
キム・ヨナのショートプログラム(SP )の演技構成点。審判の採点表はこれだ。
(上の表の翻訳)
振り付け・構成8.40
技と技のつなぎ・フットワーク 7.90
曲の解釈8.75
演技力8.60
スケートの技術8.60
合計 42.25
浅田真央の演技構成点の審判の採点表は下の表です。
(上の表の翻訳)
振り付け・構成8.10
技と技のつなぎ・フットワーク 7.40
曲の解釈8.20
演技力8.40
スケートの技術8.25
合計 40.35
ショートの演技構成点の場合、男子は得点がそのまま採用されますが、女子の場合は係数0.8を掛けたのが実際に採用する得点になります。つまり、8掛けなんです。そういうことをするのは何故かというと、審判の主観でつけた点数での差をなるべく小さくしようという、採点を作ったときの良心なんですね。
それぞれの合計点にこの0.8を掛けると、
キム・ヨナ33.80
浅田真央32.28
と、採用された点数になるわけです。
SPは2人ともほぼノーミスだったのに、
真央ちゃんは全項目でキム・ヨナに負けちゃいました。
しかし、この差は気にする必要はないように思えます。
何故なら、キム・ヨナの演技構成点は事実上、男子の選手よりも高かったからです。
キム・ヨナの42.25点を男子と比べると、ナント、金メダルのライサチェク(演技構成点42.0)や銀メダルのプルシェンコ(同39.75)
銅メダルの高橋大輔(同41.35)より高く、
男女合わせた五輪出場全選手中、ショートプログラムの演技構成点はキム・ヨナが一番高かったのです。
男子のSPのトップは4回転トウループ-3回転トウループを跳んだプルシェンコでした。彼のスケートの技術点は8.20、ライサチェクも8.20、男子でスケートの技術が一番高かったのはランビエールで8.50。
これに対してキム・ヨナのスケートの技術点は8.60。
キム・ヨナのほうが男子全選手より上なんです。
SPで、真央ちゃんはトリプルアクセル(3回転半)を跳び、プルシェンコは4回転-3回転を跳んで成功させた。
だけど、難度の高い技を成功させた2人よりも、3回転しか跳んでいないキム・ヨナのスケートの技術点のほうが高かった
こうなると、審判の主観が理解不能だな
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