『近江屋』着物の裏話
制作担当、藤谷です。
お洗濯の山、加工した着物はそのままの状態なので、私の『近江屋』はまだ終わっていませんが…
本当にありがとうございました!!!!!
舞台は客席に皆様が座ってくださって、
はじめて完成するものなんだな、とヒシヒシと感じます。
客席が埋まっているときの緊張感、皆様の息遣い、笑い声、全てが加わって、ようやく完成形が見られるような気がします。
パンジャーボンバーズはそうやって成り立っています。本当にありがとうございます。
ちょこっと裏話。
今回は時代物だったため、着物ばかりのはず。
衣装製作はなさそうだからいいわ〜なんて思っておりました。
大間違いでした(T_T)
1人、おかしな人がいたでしょう?
短時間でメイクも着替えもしなければならないし、プロの着付け師さんがいるわけでもない。
なので、作り帯を作ってみました。
着物の方にも襟をつけ、おはしょりも縫っておいて腰紐だけ締めればオッケー。
こんなの作ったことない!
でも今までも作ったことないものばかり作ってきたからきっとできる!
細く見える中井さんの体ですが、やっぱり男の人はサイズが違うんですね。「できた!」と思ってもちょっと小さいとか、微調整が難しい。
ここまで作り込んでおいても1人で着るのは大変。
NFCCの、ののかちゃんと、ゆきちゃんのチカラを借りてようやく完成です。
ありがとう!ありがとう!
そんなこんなで出来上がった慎子さんの衣装です。
立廻りもあるため、丈夫に作りました。
いま、その解体作業がまったく進まず泣いております(T_T)
まだまだ衣装との格闘は、つづきそうです。