この日は去年香港で出会って(居酒屋で隣の席に座った香港在住韓国人)
意気投合したワインのインポーターさんが東京に来るということで選んだお店。
新橋のごちゃ間の中にあって雑居ビルの奥に入り口がひっそり、看板もないような
小料理屋さんへ。
お店に行くのは7、8年ぶりです。
扉の真ん中に名刺大の紙がお店の看板。
その扉をあけるとL字型の7席ほどの無茶苦茶コンパクトなお店。
兵庫県赤穂出身のご主人がお一人で切り盛りされてるいい空間です。
まさに目の前で、料理されていきます。
この日、むちゃくちゃ寒い日。そんな日の一品目は和風のポトフ。
いやいやこれで体があったまってさあ、これからごはんスタートって準備が完璧に仕上がります。
明石の鯛と鯛の白子、ぶりぶり感が新鮮って証拠ですね。
鯛の白子は初めてです。ねっとりした日本酒に良く会う味。
日本酒は、埼玉の新亀(純米)の熱燗。これも1本目はぬる燗、2本目からは熱燗と
丁寧に温度計を使って温め分けしてくれてました。
2品目は牡蠣、それにつづいてタコとさば。
そうそうここはメニューはありません。座ったらお任せコースが始まります。
焼き物はぶりの照り焼き。
これも目の前でカットしてくしさして焼く工程が丸見え。いやー楽しい。
香港からのお客人も大喜びです。
レンコンとカラスミを炭火で炙って出てきます。
カラスミ食べたかったので嬉しかった。もちろん美味しいです。
このあと、土鍋で炊いた炊込みご飯が出て(もう酔ってるので写真とり忘れです)
美味しかった記憶はあります。
最後のデザートも酒飲みでも大丈夫な甘味。
いやいやゆっくり食べてご主人とお話して、これくらいの小さなお店の感じが
一番好きですね。
をん
東京都港区新橋3-11-5 新橋グランディアビル 1F |