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開院してから、よく質問される事があるので、今日は小児歯科治療でのレントゲン撮影と麻酔に関して話したいと思います。
まず、来院された子ども達のお母さまお父さまからよく「子どもの治療でもレントゲンや麻酔を行なうんですね~」「前の歯医者さんではしてもらった事が無いです」という話をチラホラ聞きます。。。
よく相談されるケースで、「詰め物が取れた」との主訴からレントゲンを撮ってみると、明らかにC2~C3(象牙質までに及ぶ虫歯~神経までに及ぶ虫歯)であるため…
「何ヶ月前くらいに診てもらいましたか?」
との問いかけに
「先週治してもらったばかりです。」
「……。

普通に考えて一週間やそこらで虫歯が急速にそこまで進行するなんて事はありえませんよね?

ここで保護者の皆さまに、しっかりと理解して頂きたい事が1つあります。
それは、大人の治療も子どもの治療も同じ病気を治しているわけですから、
違いなんて無いと言う事です。
子どもだから麻酔は要らないなんて事はありえません。
子どもも大人と同じように、痛い、シミル、などの感覚は生きている以上あるに決まってます

虫歯を取る時の痛みを無くすためにしっかりと麻酔をしてあげて確実に患部を取り、詰めてあげなければ何度も何度も嫌な思いをさせてしまって、あげくには歯科に対して嫌な思いしか残らなくなってしまいます。
レントゲン撮影も目に見えない歯と歯の間の検査をキチンと行うには先生が透視でも出来る特別な偉人で無い限り、調べる事は不可能です

子どもは大人と違って我慢できなかったり、恐くて泣いたりするので、手が掛かりますが、人である以上大人と違いは無いのです。
上記のような歯と歯の間から始まった虫歯は相当悪化してからでないと痛みも感じませんし、ましてや上部の歯質がしっかりとしている段階では肉眼では健全な状態にしか見えず確認する事など不可能なのです。
よく、学校歯科検診で虫歯にチェックを受けて、病院に行ったらチェックされたヶ所以外にもたくさん虫歯が見つかったという話をよく耳にされた事はありませんか?
歯科検診では過去の記事でも説明したように、私達は虫歯を探しに伺っているわけではありません。
実際、明るくもない所でミラーしか持ってない事は皆さん見ていると思います。
虫歯は始まってしまったら、自然に治る事はありません。
残念な事に、発見、治療が遅れる事で神経を取る事になったり、金属を入れる事になってしまった子ども達、大人達をたくさん見てきている現状がまだまだたくさんあります…

そうならない為にも、しっかりとした検査を受けてください。
あなたの信頼して通っている歯医者さんは、きちんと子どもにもレントゲン検査をしてくれてますか?
金属をなるべく使わず自然な白い歯に治療するなら!
子どもも大人も安心して通える歯医者、元住吉のパレット歯科クリニックまでお気軽にご相談下さい。