俊敏なハンター!?シーラカンス | 化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常

俊敏なハンター!?シーラカンス

シーラカンスは,
古生代から現在までほとんど姿を変えていない魚です。
このため「生きた化石」と呼ばれています。

最古の化石が知られているのは古生代デボン紀。
中生代三畳紀には最も多様化し,淡水から海水まで,
さまざまな環境に棲息していたらしいということが
わかっています。

現生種2種を含め,現在40種のシーラカンスが
知られていますが,
それらはすべて尾ヒレが丸く,速く泳ぐのに適さない
形をしています。

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しかし,異色のシーラカンスが発見されました。

ふぉっしるニュース
俊敏に動けたと考えられるシーラカンスの化石が発見されました。

二又に尖った尾ヒレをもち,体は流線型,
長距離を泳いだり,速いスピードで狩りをすることもできたと,
研究者は考えています。

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この新しいシーラカンスは
Rebellatrix divaricercaと名付けられました。

発見されたのはカナダの三畳紀の地層。
さすがはシーラカンスが最も多様化した時代,
ハンターのシーラカンスもいたんですね。

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