情熱社長のブログ-kanku

さあ、いよいよ久しぶりの一人旅です。北京へ出発。今回は、土曜日曜は、観光もかねて中国サイドの関係者と交流です。現地でパートナー企業様も合流。


 向こうは、すっかり冬なので少々厚着で出かけています。今日の珍道中はどうなる事か・・・・。


と思い、着いて怒涛のように紫禁城をみて駆け足で、地下鉄に乗り王府井(中心街)へいって散策して・・・・・。


ちーんで疲れました。


 画像は悪戦苦闘の末アップするので少々お待ちを・・・。容量がでかすぎて・・・。


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朝の11時です。

一瞬目を疑いました。皆さんちゃんと買い物カゴが、一杯です。

ビックリするぐらい。皆さん楽しそうに買い物しておられました。売り買いの掛け声などが途絶えない素晴らしく活気の有るお店でした。何となく懐かしい思いがしたのは、私だけでは無いと思います。

その会社の社長が言っていました。

効率だけを求めた小売では、商品の質問すら出来ないお店で買い物して何が楽しいのでしょうかね。お客様が楽しんで買い物して、何か買いたくなるお店造を目指している。

すごいなぁーと思いました。本当に目がキラキラして、純粋にお客様が喜ばれる事を本当によく考えているのが伝わりました。その思いがあの活気を生むんだなと思いました。人の思いは、改めて感銘を受けました。

経営者の活気が会社の活気になる様な組織作りが大事だなと自らの未熟さを痛感するのでした。

「匠」


我社の社字です。我社の社員であれば、当然知っているものです。しかし、どれだけの人がいるのかな??


 生き方を表しているのです。人に言われるわけでもなく、自らを磨き、終わりなき探求を愚直に行い続ける生き方を表している。そういう生き方は、人に影響を与え感動を与える。それは、他人を思い影響を与え、素晴らしい場を作り上げる。そして、何よりその生き方を止めないのです。


 今日正に、全社員に通達を出した。本当に伝えたい事は、物事の本質だ。一つの事を制度化していく中で、こなれてくる。こなれてくると、そのつもりはなくても手を抜いてしまう。手を抜くという定義だが、何も考えないことだ。あれこれやったから、もう大丈夫。。。手を抜いている。手を抜くなと言うのではない。時にはそれも必要だ。しかし、手を抜いているという認識があるかないかで結果が全く違う。


 やり続ける事。それが、大切なんだと思う。会社にも成長の過程がある。そして、時代の変調もある。


 以前は、確かに定着やベテランパートさんを重用する事が多かった。それは、業務量に対して社員が不足していたし、景気の関係で採用が困難であったからだ。今はどうだろう、社員も充足してきている事、景気も後退し採用が容易になってきている事、この事だけでも間逆なのだ。この時代間だけでも180度違う。そうなれば、社としての政策も変わる。当然、全てではないが、ベテランや定着者、コストに対しての考え方を変えなくてはならない。ポジティブに考えれば、工数に対しての平均単価を下げるには絶好のチャンスと考えれる。ネガティブに考えれば、人が大切なのにそんな事しては、現場が保てない。しかしこれは、本末転倒なのだ。大切な事は、雇用を維持する事。つまり、継続をしなくてはならない。継続の為に最も大切な事は、常に時代の変調に制度や条件を合わせる事。そして、その時その時のコストバランスに併せ続ける事。これを、いち早く察知し、用意周到に準備をして、タイミングを見計らって、「変化」する事を最大の重要事項とすることなのです。このことを、我社では「日々、生成発展を解決せよ」と言っているはずです。これでいいと思っては、我社の存在も雇用を守り続けることも出来ないのです。個人の条件や雇用を守ろうとすると、全体の雇用が守れません。雇用を守る為には、その現場の継続に重点を置き、時には、変化を最大の重要事項としてタイミングよく変化させなくてはなりません。タイミングとは、時代の変調が全てのタイミングです。今正にそのときだと思います。これからの時代。正確には、来年からはいかに変化させるのかが問題です。その変化とは、時代のコストバランスに合わせる事。時代の条件に制度や条件を合わせる事です。定着こそ命であった現場運営も来年からの5年間は、コストバランスと変化に重点を置かなくては、雇用の継続に必要な、その現場の維持継続が困難になっていくことでしょう。この事は、全社員が本質的に理解をして進めなくてはなりません。それ程、時代が動いているのです。


 今日経営者の先輩達と打合せを兼ねて、食事会があった。その席上で、我社の業務にも関係あるお話があったので紹介しておきます。その方は、長きに渡りお菓子業界で企画販売を行ってきた会社の代表の方ですが、この方の話では、「お菓子業界は不景気でも落ちた事がない。でも、今回は既にもう落ちている。これは来年大変な事になる前兆だと思う。お菓子業界は、自分達でできない業務や物流をずっと外注してきたが、それを見直して自分達でやり始めている。ほんまにおかしいねん・・・・・。」「来年考えたら、おそろしいわ・・・・」


 こんな会話がありました。これは、新規獲得には最高の時代である事を示唆しています。しかし、既存の現場には、非常に危機感を刺激される情報です。余程の危機意識と、それに正比例以上のコスト意識を持たなくては乗り切れないかもしれません。しかし、我社は最高のチャンスに傾いています。これほどのチャンスは、もうないかもしれません。この5年は、以前に比べれば、不景気が続きます。その後は、好景気に戻る事はもうないでしょう。そうなれば、企業は、生き残りをかけて舵を切り始めますが、大企業はそう簡単に舵は切れず乗り越えれない会社も続出するでしょう。その点、我社のようなどうにでも舵の切れる会社はチャンスだと捉えます。今なのです。


 しかし、これを物にできるかは、今にかかっているのも事実です。


 終わり無き変化を!飽くなき探求を!諦めない覚悟を!心から願っています。


最後に言っておきます。我社の現場管理とは。その精神とは。


 現場に入っている社員は、その現場の1~100までの仕事内容を理解し、その全てのポジションで現場を動かす事ができ、誰の代わりにもなれる事が前提である。当然、現場のどの従業員よりも優れた仕事をする事が、我社の現場管理者として重要な事である。そして、そこでの精神は、現場で働く従業員さんの気持ちを理解して、指導・監督に当たる為である。


もし、これから書くような事が心当たりがあるような社員がいるとしたら、ふざけるなと言いたい。


 現場には、ベテランが沢山いる。だから、今日も安心だ。現場を見回っても問題はないな。この人達に辞めて貰っては困るから、シフトは多めに入れておかないとな。コストコストと言われても、そうせざる終えないよな。。。。まぁ、今ぐらいの利益率だったら文句も言われないだろう。別に改善するところもないだろうし。俺には、見当たらないし。。。


どれか一つでも心当たりがあるものは、「匠」を理解していないものと思うべきだ。俺から見ても沢山いる。残念であると同時に、自らの不甲斐無さに反省する。だからこそ絶対的信念でこの事の改善に努めたいと思う。


ちょっと長すぎた・・・。