赤いインゲン豆はアメリカ産の「レッドキドニー(ダークレッドキドニー)」というお豆です。チリコンカンやタコスなど南米の料理でよく使われ、私の大好きな豆です。皮がしっかりとして炊き崩れが少ないのが特徴。

レッドキドニーには主要なフルーツよりはるかにたくさんのビタミンB1が含まれています。
主要な野菜と比べても食物繊維量は桁違い。しかも加熱するほど、食物繊維は短く分解されるので、トータルの食物繊維量は生の時より加熱調理したほうがさらに多くなります。


そんな体にいい「レッドキドニー」を使用したレシピをご紹介いたしましょう。
いつもはスープやカレーに使用しますが、今回は少し固めにして豆の食感を楽しみ、咀嚼効果を高めるために洋風煮物にしました。

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~材 料(4人分)~
レッドキドニー  250g
人参       1本
かぼちゃ     1/4個
新たまねぎ    1個
キャベツ     1/4個

塩・胡椒     お好み
クミン      お好み

 
~作り方~
①レッドキドニーを少し固めに茹でる
②①に(茹で汁もそのまま使用)野菜全部を投入し煮込む
③かぼちゃが柔らかくなったら塩・胡椒・クミンで味付け・・・完成!!

*茹で汁をそのまま使用し、野菜から水分が出るため水は補充しないままで煮込むこと

【クミンの効能】
食欲増進と消化の促進、腹痛や胃痛の緩和などに効果がある。抗がん作用や強壮効果、関節痛の緩和に加え、生理不順の改善に効果がある。


簡単で体に優しいレッドキドニー我が息子の大好きな料理です。みなさまも是非トライして下さい。