パチンコのハンドルを固定し、手を触れたり離したりして、玉を打ち出したり止めたりする遊技方法。アースの感度が高ければ手を離していても玉が飛ぶが、大抵は感度が低くなっており、ハンドルに触れていないと玉が飛ばない。ちなみにハンドル固定も手離し遊技も、基本的には“やってはいけないこと”である。
パチスロのリプレイタイムの略で、特定条件下でリプレイの確率が大幅にアップし、ほとんどコインが減らなくなる。これを応用したストック機は、超高確率でリプレイのフラグが立っているがリール制御などで揃わなくしているため、コイン持ちは通常時と同じである。RTを消化し終えるとボーナスが放出される仕組み。
パチスロのストック機において、RTが終了してボーナスが揃えられる状態になること。
RT解除となる規定プレイ数を、例えば「1~32プレイ」「33~64プレイ」などと区切っていること。また、その各区切りのこと。「キングパルサー」「吉宗」などがこの方式で、「北斗の拳」「ハローサンタマシンガンバージョン」などは違う。
パチスロのレギュラーボーナスの略。
あいしーかーどしすてむ【ICカードシステム】
パチンコ業界では、“磁気カードを使用したパチンコのプリペイドカードに取って代わるもの”として注目を集めているシステム。導入店舗も増えつつある。磁気カードに比べ、メチャメチャ高いセキュリティを有することが大きな特徴だ。ちなみに、ICカードとそのシステムはパチンコ業界オリジナルではなく、テレホンカードやクレジットカード、キャッシュカードなど従来は磁気カードであったものからの切替えが世界規模で進んでいる(先進国と呼ばれる国の中で、日本は遅れている)。
ジャパンアイディー社製のロムのこと。パチスロの場合には日電協が、パチンコの場合にはメーカーが出荷時にIDを書き込む。独自のIDが書き込まれるため突破されにくく、不正防止機能に優れたチップ。
パチンコでは打ち出された玉、パチスロでは払い出されたコインを指す。
アウトだま【アウト玉】
パチンコにおける、打ち出された玉数のこと。
あきだい【空き台】
誰も遊技しておらず、誰もキープしていない台のこと。
朝一番の略。開店直後のこと。また、その状態。その日、誰も打っていない台なら、夕方でも「朝一台」と呼んだりする。
パチスロの役のひとつで、小役フラグをランプなどで知らせてくれるもの。そのナビどおりに打てば小役が獲得でき、大抵の機種は手持ちコインが増えていく。元祖は「ゲゲゲの鬼太郎SP」でCTの代用として使われていたが、「獣王」以降は一撃必殺の大役として使われている。目押しタイプ、押し順ナビタイプ、目押し+押し順のミックスタイプがある。
成立した小役フラグをランプなどで告知するアシストタイム(AT)と、リプレイ確率が大幅にアップするリプレイタイム(RT)がドッキングしたもの。ランプに従って目押しすればコインが増えていくようになっている。
日電協非加盟のパチスロメーカー。
(1)デジパチや権利物で大当たりした時に開く、出玉を稼ぐ部分。「CRフィーバービッグパワフルFX(EX)」では「大当たり予告だ(笑)」と言われた部分。どうでもいいことだが、台湾パチンコの特定の機種では、本当に大当たり予告の役割を持っている。
(2)権利物でデジタルが揃ったりした際に開く、権利発生用の入賞口。この中のVゾーンに玉が入ると権利が発生する。
プレイヤーにとって有利な状態を指す言葉。例…釘が甘い/反…渋い、辛い
リーチ図柄の前後だけスロー回転、それ以外の部分を高速回転するリーチアクションのこと。三洋物産の「アメリカンドリーム」で初めて採用されたアクションなので、略してこう呼ばれる。
儲け、利益のこと。ホール側が、諸経費などを無視して計算する。パチンコでは「(売上-景品)×換金率÷4」、パチスロでは「(売上-景品)×5÷換金率」で計算される。パチンコ、パチスロともに「使ったお金-換金したお金」である。
パチスロの大手メーカー。ヒット機種は非常に多いが、現在ちょっと元気がない。元々はジュークボックスのメーカーであり、本社は東京都江東区にある。系列会社ではパチンコ・パチコンも製造している。
アレンジボールのパチンコ版。16発で1ゲーム。玉が入ったポケットのランプが点灯し、4連続以上点灯すれば点数が入り、1点につき16個の賞球がある。1ゲームでの最高得点は10点、大当たりは最高14ラウンドなので、大当たり出玉は約2000個になる。
代表機・エキサイト、CRビッキーチャンスⅠ
アレパチをもっと穏やかにした感じの、パチンコ系の遊技機。というか、アレパチの元祖的な存在。遊び方は以下の通り。
(1) メダルを1枚投入すると、発射装置内に16個のパチンコ玉が出てくる(手では触れられない)。
(2) 盤面には1~16の数字が書かれたポケットが多数あり、打ち出された玉は必ずいずれかのポケットに入る。
(3) 玉が入ったポケットはランプで表示され(大抵は盤面中央に4×4の正方形型に配置されている)、16個を打ち終えた時のランプの点き方によってメダルが払い出される。