【猫撫で声】
猫をなでるように、当たりをやわらかく発する声。
相手を懐かせようとする声。
一説に、猫が人になでられた時に出す声ともいわれる。
赤ちゃんに話しかける時。
何故だか、
ワントーン高い甘ったるい声で話しかけちゃいますよね。
いわゆる “猫撫で声” ってやつです。
爺ちゃん、
婆ちゃん、
娘んズ。
みんな姫君に話しかける時は、
笑っちゃうぐらい甘ったるい声で話しかけてました。
その姿を初めて見た娘2は、
爺ちゃんがキモチワルイ。
婆ちゃんがキモチワルイ。
姉ちゃんがキモチワルイ。
と、
逐一報告しに来てくれておりました。
が、
そんなこと言ってる彼女も、
妹の姫君に話しかける時にはやっぱり猫撫で声。
面白過ぎる。。。
誰かに教えられた訳でもないのに、
ついつい出る猫撫で声。
つまりこれが、
赤ちゃんに話しかける時の特別な言語の
『赤ちゃん言葉』ってやつですよ。
これはきっと、
人間の本能に組み込まれているに違いない。
と、
調べてみましたら。
産まれたばかりの新生児・乳児には特定の声や音をより好む『聴覚的選好性』がある。
● 物音・機械的な音よりも、人の話し声を好む。
● 低い男性の声よりも、高い女性の声を好む。
● 早口で抑揚の無い声よりも、ゆっくりした抑揚のある声を好む。
(参考:赤ちゃんの聴覚発達と社会的微笑・コミュニケーション)
ほほう。
やっぱり、
本能的に赤ちゃんが好む喋り方をしてるんですな。
あら~。
メンメ醒めたの~?
笑いよんの~。
ニコニコして可愛いな~。
高い声、ゆっくりした抑揚の赤ちゃん言葉。
どんなに傍目にバカっぽくしか見えなくとも、
赤ちゃんとコミュニケーションをとるための
大切な言語なんですな。

べビたぁ~んコッチ向いてぇ~ん。