川国志(センゴクシ/春日) | ぱあこ日記☆

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ぱあこのスイッチオフの時間

私の父は昭和17年に広島県廿日市市(はつかいちし)で産まれました。
昭和20年8月6日、広島に原爆が投下されたときは3歳、投下地点から約15kmの所に居たそうです。

その父は今岡山で母と一緒に暮らしており、遠く離れた東京に住む私たち夫婦と妹のことをとても思ってくれているのですが、一方で父は、「あまり心配しなくてよい。」と私に言ってくれました。
というのも、自分は原爆投下地点から15キロしか離れていないところに居たけれど、既に68歳、健康に生きているし、自分の父親は原爆投下された翌日広島市内へ行き、その直後はやはり毛髪が抜けるといったことがあったが、その後またフサフサ生えてきたし、80歳を超えるまで生きていたというのです。無くなった原因も放射能とは関係ないそうです。

昭和20年頃、庶民は放射能に関する知識も無いからこそ、その翌日に市内へ行ったりしたのでしょうね。
ところが今は様々な情報が溢れ過ぎているから、みんな不安になり過ぎたりします。私だって不安な気持ちはあります。
でも、父の言葉に強く励まされ、あまり不安になり過ぎないでいられます。

それにしてもお父さん、生き残ってくれていてありがとうございます。


先週は仕事も手につかず、後半は大半の同僚が自宅待機となり、自宅待機の例外となってしまった私を含む数名でバタバタしたりして大変疲れました。
3連休の最終日、さあ、明日からは普通に働きましょう!


ところで私たちは夫婦2人だけだし、お互い働いているので、普段から外食が多いのですが、先週も普通に毎日外食し続けていました。
何となく不謹慎かもしれないという気持ちからか、お客さんはどこでも大変少なかったですが、お店の皆さんは普通に仕入れ、きちんと丁寧なお仕事をされ、素晴らしいお料理を出してくださいましたよニコニコ


そして金曜日に伺ったのが、おなじみの「川国志」さん。
私たちがよく伺う、文京区春日、白山通り沿いにある四川料理のお店です。

こちらは名物のマーボー豆腐。唐辛子と山椒の辛味がたまらなく、いい香りなんです音譜
辛さはリクエストできますが、うちは旦那さまの希望で激辛メラメラ さすがの私でもちょっとキビシイ叫び 
でもおいしいです。

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こちらは水煮牛肉。
これも私が大好きなお料理です。

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見た目ほど辛くないんですよ音譜 お野菜もたっぷりなんです。
日本ではキュウリって熱を加えないけれど、中華では炒めたり、煮込んだりと、温かいキュウリが食べられます。
嫌いじゃないです。

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こちらのあったかいスープは・・・・

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ワンタンスープです。
優しいスープのお味がすごく美味しかったですラブラブ

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私のことを、「ぱあこさん音譜」と呼んで、いつも大歓迎してくれる陳さんと王さんはお2人とも大連のご出身。
ご自分たちが帰国されるときに是非一緒に来てくださいといつも誘ってくださいます。
うれしいですねー。いつか是非行ってみたいです。

中国は本当に広い国だから、中国料理の食材や調理法、味付けなどは土地土地で全然違うし、奥深過ぎて絶対に一生かかっても味わえないほど種類が多いですね。
ご縁があって親しくさせていただいているお2人の故郷の味も体験してみたいです。
なんせ、お知り合いが居るのと居ないんじゃ、体験できることが全然違いますからにひひ

お2人は本当に働き者で、いつも頭が下がります。
ほぼ年中無休だし、通し営業だし、お客さんの顔もすぐに覚えているから、どのお客さんも皆さんとても和んでいる様子。ある意味日本人よりも日本人らしく、素晴らしいサービスなんです。
本当に立派です。

地震の当日は、家に帰れなくなった付近のサラリーマンさんたちがいっぱい来て満席だったんだそうです。
エレベーターが止まっていたにも関わらず、みんな階段で上がってきたとか。
恐くて心細い夜、お2人の笑顔と活気溢れるお店に、お客さんたちはみんな元気付けられただろうなーと想像しました。


日本に根を下ろして頑張って行こうという気合とパワーを感じます。

「いつも絶対にやっているお店」ってすごくありがたい。