【映画】『博士の愛した数式』 | ぱんだは雑木林に棲んでいる

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映画 『博士の愛した数式』


(2005年)

監督・脚本:小泉堯史
出演:寺尾聰 、深津絵里 、齋藤隆成 、吉岡秀隆 、浅丘ルリ子

原作:小川洋子(同名小説)

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去年、秋田市の映画館の前でポスターを見かけ、

まず、深津絵里 さん好きなので、観たいな~、と思ったのですが、

結局観ないまま…。


キャストも気になるし、

一大スペクタクル!みたいな元気のいい映画ではない

しみじみ叙情的な作品が結構好きなので、

DVDでたらゼヒ観よう、と思っていたのですが、

ずいぶんと失念しておりました。。。


そして先日何かいいのあるかな~、と立ち寄ったところで発見♪



期待していたとおり。感動。満足。

キャストの皆さんが醸し出す味がなんともいい。。




数学は、はっきり言って、好きじゃないpandaです。

数学だけは、はっきり言って、高校時代の不得意教科。

唯一といっていいくらいの…。

いわゆるコンプレックス。


面白くない・楽しくない→頭に入らない→テストの点も不満足

まさに、そんな教科でした。



大学入試終わるまでは、まぁ問題集解いたり等、

必要最低限は関わっていたけど、


公式覚えて問題が解けて、答えが合ってた


という安堵以外の、喜びとか楽しみみたいなものが

感じられないまま、過ごしていた気がする…。



そんなpandaが、


数学にロマンを感じた。


数って、ホントに、すごい存在。

そう改めて感じた。



友愛数を確認するために、

せどじぇ氏に約数計算させたほど!?(笑)



真理に触れて感動する。

真理に触れたくて追求する。


何が真理かわからないから、日々考える。


それは、人間の活動の根本的な真理。


永遠に正しいと思っていたモノがあるときふっと無くなってしまう

そんな切なさも、人生の真理。



そんな人間の営みに共通するような楽しさを

数学から感じることができなかったのは

pandaが若かったせいでしょうか…。


今だって、既に(もともと?)ちんぷんかんぷんの公式を

改めて理解しようとはなかなか思えないけど…、


今からだったら、もっと、好きになれそうな気がする。



そんな気持ちになる映画でした♪


これで、子どもにも、仕方なくでまかせ、じゃなくて、心から

算数って、数学って、おもしろいんだよ♪

と言える気がする(笑)。