23 | 「ピカソ利光の憂国サディスティックス」

23

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朝が冷える時期になってきた。

 

黒色の毛布が

たまらなく愛しい

HDDに青く光る

デジタルの時計

am9;20


朝。


遮光カーテンから

見切れた朝日が

まぶしく光る。

バタバタと

重たい体を動かしながら

石油ファンヒーターのスイッチを押し

体育座りしながら

点火を待った。

ジジジと鈍い音をしながら

この小さなおりこうさんは

部屋を暖かくする

無造作に置かれた

誕生日プレゼントの数々

 

そう僕は23になりました。

 

ここでお礼

すべての人に

この場を借りて

お礼を言いたいです。

 

何もただただダラダラ生きて

生き急ぐことや

死ぬことを考えなくなった理由が

20日の夜のモンスターカフェにありました。

 

本当暖かく感じています。

簡単な言葉には言い表せないですが

ありがとう。といいたいです。


ありがとう。