パチンコを打つ側にとってどうしても欠落してしまうのが、パチンコ店側の視点です。
お店は商売なのですから、特定のお客さんに勝たせようとはしません。
そこが抜け落ちてしまって、お店は適当に営業していると考えてしまってませんか?
そこで今回から何回かに分けてお店側の視点と考え方を紹介していこうと思います。
尚、記事は後日加筆修正してサイトにUpされますので他の内容をご覧になりたい方はそちらをご覧くださいね。
お店側の行動について
まず、パチンコ台を選ぶときに私達客側はいくつかの状況から打つ台をチョイスすることになります。
1.釘調整
2.前日までの履歴
3.新台・イベント台
大体は上記の情報から打つ台を選ぶと思います。
ボーダー理論で台選びをする方は釘調整を重要視し、ホルコンなどのデーター重視の方は履歴状況で台を選びますね。
んで、ココで気をつけなければいけないのはお店側の経営者的視点です。
お店は何を根拠に台を調整し、どうイベントを行い利益を出そうとしているのかを考える必要があるんですね。
お店がパチンコ台の釘調整を行う場合に何を根拠に釘調整を行うか?
適当に台を並びで選んで調整する訳ではありません。
ちゃんと根拠があって釘調整を行います。
調整の基準の元になるのが、ホルコンの売り上げデーター。
このホルコンはとっても便利な代物で、その日一日の利益率や稼動状況が一目でわかるリストが出せるんですね。
更に個別の台の過去の大当たり履歴までがリストで出せてしまいます。
この日々の利益率リストを元に釘調整を行います。
つまりお店は日々の利益率を参考にしているんです。
この時点で過去履歴を無視するというボーダー理論の考え方とは完全に食い違ってしまいます。
現実のお店では過去履歴の利益率を参考にしているのにお客側が過去履歴を参考にすると
オカルト
って扱いをしたがる人がたまにいますがそれは違いますよ。
過去履歴なんぞ関係ないという主張をする人には
お店は何を根拠に釘調整をするのか?
と訊いてみてください。
お客に還元するためなんていうふざけた夢物語の答えしかだせなくなるでしょう。
話を元にもどしましょう。
一般的な釘調整の仕方は1週間の利益率や稼動状況を参考に釘の開け閉めを行います。
この時に出すぎた台は大抵開放調整にします。
私のサイトを見てもお判り頂けるようにパチンコ台は大体累計で15万以上の赤字を出したらそれ以上の赤字を出すことは滅多にありません。
つまり、赤字にならない見せ掛けの開放台を演出できてしまうんですね。
※いくら回っても投資金額が抑えられるだけで当たり易くなるわけではないので当然っちゃ当然なんですけど…
こういう台を釘が読めるという方が大喜びで座り、
1万円目は笑って突っ込み
2万円目からクビをかしげ
3万円目からは顔を真っ赤にして突っ込み続ける
という光景を良く見ることが出来ます。
確率論などの数学的な理論と現実のお店の営業とは全く違うんです。
お店は累計の運用データーから経験則で利益を生むことを考えて調整するということを忘れないでくださいね。
次に回収しすぎてしまった台
回収しすぎてしまった台とは大体累計で25~30万程度回収してしまった台です。
こういう台はそのまま放置すると翌日又は翌々日あたりに大抵一撃を演出してしまうんです。
お店としてはイベントでもないのにそんなにバカ出されては困ってしまんですよ。
利益を得るのが目的であって還元が目的ではないので当然といえば当然ですね。
そこで回収しすぎた台については
RAMクリア(台のそれまでの履歴や確率の偏りなどを全て消してしまう)
を行います。
RAMクリアを行うことでパチンコ台は工場出荷状態に戻りますので、極端な回収の後の極端な一撃を避ける事ができるんです。
その状態で釘を閉めることで
出そうだから閉めたとお客に勘違いさせる
メリットもあります。
つまりホルコン攻略などの過去履歴を参考に立ち回る方への対策はもうとっくにお店側ではできてしまっているんですね。
前日までの履歴を参考に台を選ぶ場合に
極端な回収台からチョイスする立ち回り
は、あまり効果が見込めないのが現実になってしまいます。
イベントコーナーや新台についてもちょっと考えてみましょう。
新台だから出す、イベントだから出すという風に考える方もいらっしゃいますが、
イベントで釘調整を甘くすると投資が少なくなるだけで
確率が甘くなることはありません
なのにイベントコーナーや新台入れ替えの時の出玉は
本気イベントであればあるほどそこそこありますよね?
これはどうしてか考えたことがありますか?
本来釘だけしか調整できないのであれば
イベントで出玉をみんな持ってるなんて事はありえないでしょ?
これもお店側では演出する事ができてしまうんですね。
どうやるかというと、
イベントコーナーや新台だけ
全台もしくは半分以上RAMクリア
を行うんです。
これにより、朝一100回転以内での初当たり台の数が飛躍的に増えます。
そうすることで視覚的にイベントだから出ていると見せる事ができるんですね。
ただし、確率自体が甘くなってる訳ではありませんから
午後からは沢山の人が雰囲気につられて座るだけで全体的な利益自体はしっかりと確保できてしまうんですね。
イベントだからと踊っても運で左右される要素が多いのが今のパチンコの姿になってしまいます。
上記のような行動はお店が利益追求企業である以上当たり前なんです。
そこを抜かして簡単に勝てるという攻略法を信用しても騙されるだけになるんですよ。
これはあくまでも合法的な手段での運用の一例であり、実際のお店では非合法な手段を採用するところもあります。
詐欺罪が適用されない業界ですから、倒産と閉店どっちを選ぶとなれば
非合法な手段に走るお店があっても不思議でもなんでもありません。
サイトでは過去のパチンコ店の違法行為の検挙例なども紹介していますのでそちらをご覧くださいね。
こういうお店の営業を知ればゾーンによる大当たり後のオカマや辞め時を重視した立ち回りの意味がご理解頂けるかと思います。
まだまだ、修正中ですが、今晩か明日には15の竜のゾーンデーターの公開も行われますのでぜひゾーン理論での立ち回りを参考にされてくださいね。
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