サイト内の記事にもあるのですが、ご質問があったのでちょこっと書いてみようと思います。


パチスロの設定を読むというのは簡単ではありません。


なぜなら多くの雑誌等で紹介しているように


たった一人の設定師が毎日設定を入れる


なんて事はまず無いんですよ。



普通は複数の人間がローテーションで設定を入れるので設定の傾向を読むのは簡単では無いんです。


又、大手チェーンの場合は現場の人間ではなく本部から設定の指示を受けて設定を入れるなんてことがありますので簡単に把握なんてできないんですね。



と、ココまでが実情の話。


でもね、ローテーションだから、本部から指示されるからわかりませんでは打ち手は立ち回りなんかできませんよね?


特にART機種のエウレカや新鬼武者のように最近お店が力を入れて高設定を入れてきている機種の場合は尚更、高設定の入る可能性の高い台を選ぶ必要があります。



まずお店は何を基準に設定配分を決めるか?


ここからお話していきましょう。


多くのパチンコ店は一週間の稼動状況と利益状況からスロットの設定配分を決めます。


この時の基準として普通は一週間単位で台を見るんですね。



後は設定配分を担当した人や営業方針で


1.回収しすぎた台を高設定に赤字の台を低設定に調整する(メリハリ設定の場合)


2.設定2~4を多めにした中間設定での営業(アイジャグで多い設定配分)


3.視覚効果を優先した設定配分(角などに設定4を良くいれる)


などのように設定が入れられるわけです。



ですから、本来は1ヶ月単位でイベント日と重ね合わせて明らかに高設定であった台をピックUPしていくと、


このイベント日にはこの角に設定4が必ず入るや高設定を1度入れた後は回収が済むまで設定1のままなどの傾向が把握できてしまうんです。


特に新台入れ替え日や月1イベントには特定の責任者が設定を入れる傾向が高いので、そこから設定を予測すると言うことをすると、かなりの精度を持って設定を予測できるようになるんではないでしょうか?



んで、よく勘違いされる方が多いのですが、


お店は


機種ごとのシマ単位での平均設定 < スロット全体での平均設定 < パチンコも含めたお店全体での利益設定


このように考えて設定を配分します。



当然パチンコで赤字イベントをする場合はスロットの平均設定をその分下げて営業する訳です。


逆にパチスロで赤字イベントを行う場合はパチンコの平均釘調整を厳しくせざるを得ないんですね。


こういうグローバルなお店全体の体力や営業方針も含めた視点を持たないと



パチンコの新台入れ替えなのに


「イベントだから高設定が入る筈」


なんて大騒ぎしたあげくに回収されたりしてしまうんです。



更にココで気が付いて欲しいのが大型店と中型店の違い。


大手チェーンの大型店の場合は本部がその台に設定いくつをいれるかまで細かい設定を指示したりするんですね。


つまり、同一人物のグループが高設定台を続けて掴んでも設定の入れ方をそうそう変えたりしずらい。



逆に中規模以下のお店の場合は同一人物や仲間達が高設定ばかり続けて座るとすぐに設定の入れ方を変えるなんて当たり前なんですよ。


設定の入る傾向を掴んでも目立たず対策されない程度に間隔を開けて打ちに行く必要があるんですが、欲にかられてそれが出来ない人が非常に多いんですよねぇ。


あからさまに毎日行けばせっかく自分が掴んだお店のローテーションの癖を自分で崩してしまう。


相手に


「俺は知ってるぞ」


と、わざわざアピールするという本末転倒な事をしてしまってるんですよ。


ですから腹八分ということわざがあるように相手があることを忘れずに適度に立ち回ってくださいね。


又は夕方からのハマリ台狙いのようにお店が個別に対策できない立ち回りをすれば、お店側が気に入らなくても対策できないので有利なんです。


パチンコパチスロは胴元側であるお店が圧倒的に有利なんですから、そこをどうやって裏をかくか、考えた立ち回りが重要だと知ってくださいね。



MyWayサイト内にプロ目線の立ち回り講座などがありますので、そちらを参考にされてくださいね。


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