この記事はHPリニューアル時に消去され


新しいHPに加筆されて転載予定ですのでご了承ください。



そもそも確率についてお話する前に


算数でいうところの平均と数学で言うところの平均の違いを


認識されていない方が非常に多いようなので、


平均について説明させて頂きますね。



例えば10人の人がテストを受けたとしましょう。



A君: 10点


B君: 10点


C君: 10点


D君: 10点


E君: 10点


F君: 50点


G君: 50点


H君: 70点


I君:  80点


J君:100点



この場合のテストの平均点はいくらか?


合計400点÷10人=40点


これが算数で言う平均値になります。


パチンコの大当たり確率の表記はこの平均値になります。



んで、数学でいうところの平均値では


この10人の平均値を


代表値


と言い平均値を表す一つの手段として説明しています。


このほかにも平均を表す場合には


いくつかの平均値の表し方があります。


有名なのが


最頻値(さいひんち)


集計したデーターの中で一番多かった数字を表す


やり方を最頻値といいます。


上記の例では


平均の代表値が40点


平均の最頻値が10点


となるんですね。



この他にもメジアン・モード等言い方や


平均の表記にはいくつかあります。


なんでこのように平均を表すのに


いくつもの計算方法があるかというと、


代表値だけでは実態とかけ離れる場合が多々ある


からです。


因みに集計した数字の中央値を表す場合は


35点になります。


35点になんでなるのか気になった方は


調べてみてはどうでしょうか?

つまり平均を表す代表値だけを参考にすると、


その分散具合などが全く把握できない。



上記を理解された上でパチンコの


大当たり確率を見ていきましょう。


まず、パチンコの大当たり確率振り分けを確認してください。


パチンコ台の盤面の右上又は、盤面中央上部、


もしくは盤面左下に


大当たり振り分けが書いてあります。



例として、「チャングムの誓い」の甘デジを例にとってみます。


大当たり確率は99分の1ですが、


大当たり振り分けの分母を見ると


なんと1000


単純に99000の分母に対して


大当たりが1000個あるとなりますね。



この大当たり確率の表記は代表値で1/99となるんですね。


最頻値や偏りやバラつきは一切表記されていません。


この最頻値や偏りやバラつきを調べる為には


大当たり履歴をとっていくしかありません。


逆に言えば最頻値の概念さえ理解できれば、


99回回せば必ず一回当たる筈という間違った認識を持たずに


パチンコが出来るようになるんですよ。



この最頻値や偏りやバラつきを調べて


投資効率とのバランスの取れた見切り回転数を


機種ごとに設定して立ち回る方法をゾーン理論として


私は皆さんにご紹介しているんですね。



平均について疑問に思った方は、


googleで「平均 代表値 最頻値 」を調べてみてください。


皆さんが思っていた平均とはいかに勘違いしてしまいやすい数値なのか


調べれば調べるほどビックリされることでしょう。



尚、各機種のゾーンデーターは3月1日より、


アメンバー記事にて自由にご覧になれるようになります。


立ち回りにご活用くださいね(笑