P&F社長の今日の一言 -2ページ目

業績への責任を果たす!

ビジョン実現に向けて、理想の世界観に向けて、笑顔溢れる社会へ
の事業継続に向けて、大いなる志を持って、改めて進めていきたい
と決意しております。

そこで、どうしても頭をもたげるのは、現実目の前の問題や課題
す。
未来の輝かしい理想を実現する為に動いていきたいのですが、
その為にもどうしても目の前に現れる問題や課題を乗り越えていか
ねばなりません。
どうしても未来だけの為の判断や決断が下せる訳ではありません。

理想だけを語り、ビジョンだけは輝かしく、計画も完全であっても
目の前に大きな課題があれば、それは所詮は机上の空論に終わって
しまいます。

やはり、目の前を乗り越えていくのと、未来へ向けてしっかりとし
た“軸”を持っていく必要があるのです。軸とはビジョンであり、
目指す世界観であり、夢や希望となる指針です。
そして目の前の問
題や課題とは人の問題や商品の問題や教育の問題や様々なものが
ありますが、大抵ですが“業績が良いか悪いか”で、解決できる
出来ない
が決まると言っても過言ではないのです。

要するに、足もとの業績が良いと、未来に向けて“健全なる判断や
決断”
が出来る事になり、足もとの業績が悪いと、どうしても判断
や決断が未来志向では無い判断や決断にもなるのです。

だから、経営陣のメンバーは特に“足もと業績への責任”を果たす
事が何よりもの使命であり、責任でもあると言えるのです。

これが果たせなければ、所詮はどんなに立派な志やビジョンを掲げ
ても素晴らしいマネジメントや教育をしようとも、顧客が感動する
ような仕組みやサービスを創ろうとも、結局何もな成しえません。

今日は朝から役員メンバーが集まって、来期以降の戦略について話
し合い、協議しあい、アドバイスし合いましたが、やはり“足もと
の業績への責任を果たす”事が、何よりも経営者としての責任だと
痛感します。

立派な志・ビジョンだけでは生きれません!
しかし志やビジョンの無い経営では短命に終わります!
しっかりと足もとの業績責任を果たしながら、未来に
向かいましょう!

傷を心に刻んでおこう!

昨日、皆さんもご存じの通り大阪を震源地とする地震が発生いたし
ました。今回は、死者負傷者はそれほど多くは無かったものの、被
害に遭われた方々には、心から哀悼の意を表し、今後続く可能性の
ある大きな余震が起こらない事を願います。

さて、実は先ほどですが「うわぁ!しまった!やってしもた!」
いう事故が起こりました。全く大したことの無い事故なのですが、
私が早朝から最近自宅にいる際に「今日の一言」を書いているので
すが、途中変なボタンを押してしまい書き終える直前にデータは消
えてしまいました。
これは、恐らく多くの皆さんもご経験の事でし
ょうけども必死で作成している途中にデータが飛んでしまう、消え
てしまうという事は、私自身何十回ではきかないほどやっている事
故です。

その度に「こまめな保存をする!」と決めているのですが、相変わ
らずやってしまうものですね。。

私の小さな繰り返してしまう事故の話をお伝えしたのは、
人間の良さでも弱点でもあるのは、やはり時と共に薄れていく、忘
れていく、無くなっていくという事です。

身体の傷も少しずつですが、癒えますし、心の傷も少しずつ癒えて
いきます。いつまでも嫌な事を引きずっていられませんので、それ
が人間としての良さでもあります。
但し、それが一つの弱点でもあります。事故が起こる時、それが自
分自身の人的ミスなどによって起こる事に関して、繰り返してしま
うという部分もあるからです。

事故、災害、問題、それらは必ず繰り返してしまいます。
そして、人は起こってから反省したり、備えを心がけたりします。
そして、忘れ去られる頃に同じような事故や天災などが起こったり
するのです。

世の中の経営者で、危機感の無い経営者は“必ず”潰れると言って
も過言ではありません
。(希望の無い経営者も社員はついてきませ
んが)
やはり凄腕・敏腕・剛腕と言われる経営者でも、常に成長を遂げな
がら変化をしながら生き残っていく人は、必ずと言っていいほど危
機感を常に募らせています。

(松下幸之助、本田宗一郎、トヨタ自動車経営者メンバー、現代優
良企業のユニクロ柳井さん、それらの方々はどんなに業績が良くて
もどんなに立派な企業になっても危機感を常に抱いておりましたし、
最高益を出したからといっても、来年どうなるか!と危機感を強烈
に持っています)

企業は特にですが、危機感が薄れた瞬間から衰退は始まります。
それは人的な事故、天災、会社内の問題課題、環境の変化、それら
が常に起こりうる経営ですので、強烈なる危機感を抱いて経営をし
ていかねばなりません。

会社と言うのは、たった一つの事故、天災、問題課題で潰れます。
そして、人生というのも、たった一つの事故や災害や判断などで潰
れてしまう事があります。

だからこそ、常に同じ事が起こらないように傷を心に刻んでおいて
二度と同じような事が起こらないように努めなくてはなりません。

今回の天災も教訓に、過去に起こった事故や問題課題も忘れ去られ
ずに、しっかりと心に刻んでおきましょう!

備えあれば患いなし!
起こってから備えても遅し!
常に危機感を持って備えておきましょう!

お金と時間と気持ちを与える!

今期も来週でいよいよ終わりです。
本当に毎年終わってみれば早いもので、色々と問題はあったものの、
終わってみれば、本当に良い思い出となっています。

(問題が沢山あった人生は思い出深く、問題が全く無かった人生は
思い出は何も残りません。「難」が無い人生は、有難みが無い人生
と言われ、「難」が有る人生は有難い人生だと言われる所以です)

さて、私の「今日の一言」も19年近く続けてまいりましたが、残
すは二週間で終わります。
始めた目的は、人数が少しでも増えていくにつれて、私の声が届か
ない人も出てきていたので、働く皆さんに毎日のメッセージを通じ
て教育をしていく事でもありましたが、私自身のトップとして態度
や行動などへの戒めでもありました。

今後は、私がドンドン「後継」目的に向けて動き出しますし、グル
ープ全体の取締役各位が、どんな形であれメンバーの輝く未来に向
けて育成や指導を続けていってもらえることを願います。

本日は、メンバー皆さんに「人生で欲しい事(モノ)を得る為」
基本的な事を改めてお伝えしておきたいと思います。

恐らくですが、多くの方は「お金」というものが欲しいと思います。
また、それ以外にも歳を重ねるとドンドンと欲しくなるものとして
「時間」が欲しくなると思います。そして、それ以上に欲しくなる
のが基本的には“愛”や“思いやり”や“優しさ”など、「人の気
持ち」だと思います。後は、他人からの「承認」なども欲しがる一
つの大きな気持ちでしょう。

それらの欲しい事(モノ)を得る為には、一つには明確に自分自身
で欲しい事(モノ)をする事であり、それを得る為に具体的にどう
するのか?何をして、何を捨てるべきかを考える必要があります。
お金が欲しいのであれば、お金を得る為の手段をしっかりと考える、
時間が欲しいのであれば、無駄な時間を捨てる、無意味な時間を捨
てるという事を考える以外にはありません。(時間は増えたり減っ
たりするのではありませんので)
そして気持ちが欲しいのであれば、それ相応の自分自身の態度や言
動や結果や努力などをしていくしかありません。

ただ、手段や方法、態度や言動、断捨離、、、それらをしていく中
で得られる事ですが、それ以上に私自身は重要な事があると思いま
す。

それが
「自らが社会に向けて、他人に向けて“与える”という事」
です。

結局は、与えた分は何かの形で必ず返ってくると思うからでもあり
ます。お金を誰かにどれだか与えたか?自分の時間を他人の為にど
れだけ与えたか?自分の気持ち(愛や思いやりや承認など)をどれ
だけ与えたか?
その与えた分が最終的には、自分自身の人生に返ってきます!

そう信じて、若い頃から欲しい事(モノ)を
社会や他人、そして大切な家族や友人などに
与えていきましょう!
私から将来の自分の人生に必ず返ってくる!
と約束しておきたいと思います。
お金や時間や気持ちが自分にしか向いていない人
は、結局何も残らないのではないでしょうか。

不公平・不平等の受け入れ!

私自身、若い頃には人生における不平等・不公平に対して大いに嘆き
不満を抱いておりました。

人生と言うのは、ある側面から見ていると不公平・不平等ばかりです。
例えばですが、容姿に関して私自身も大いに生まれ持った宿命なので
すが、男前に生まれた男児には羨ましいばかりか、妬みなどを持った
り、親に対してまで反抗的な態度を出しておりました。またそれ以上
に“神様”というものに対して、不平等だと怒りを持っておりました。
それ以外にも、生まれ持ったものとして地頭(天性の知能)、体力や
体質、それらも全員が同じように持たされるモノではなく、人によっ
て大いなる差はあります。
更には持って生まれた病を抱えている人もいます。

そういった側面を見ていると、人生は不公平・不平等だと思ってしま
いますね。

そんな生まれ持ったモノ以外にも、人生を歩んでいく上では不公平だ、
不平等だと思う出来事とは沢山出会っていきます。

「何故私だけ、こんなに損をしているのか!」
「何故あいつだけは優遇されるのか!」
「何故あいつは評価されるのか!」
「何故会社や上司は不公平(不平等)なのか!」

そんな悩みや怒りや憤りを抱いたりするかもしれません。
(私もよく嘆いておりました!)

しかし!
ある側面を見ていると、きっと不公平や不平等であるかもしれません
が、それは全員が公平、平等な世の中になる事は絶対にありません。
それが生まれ持ったものがそうであるように、神様が世の中における
試練・訓練・宿命として与えるものだと思います。
ある側面における不公平・不平等を、まずは“受け入れる”事からし
か、人として本当の成長はありません!
他人がどんなに羨ましい事になっても、それを嘆いていても益々自分
自身の人生は開けていきませんし、何よりもかっこ悪いのではないで
しょうか。

確かに、人生においてある側面からみると、不公平・不平等な事が多
く起こります。しかし、人としての人生で実は本当の不公平・不平等
とは無いのではないかと思います。ある側面だけでみると、そう感じ
ても人生を大きく見ると、やはり平等・公平になっているのだと感じ
ます。ある側面では確かに損をするような事はあっても、それを受け
入れる事によって、その側面が違う形で得をする場合も多くあるから
です。

不公平・不平等!損や得!
それを嘆いていて、それを羨んでいても人生は開けません!
まずは、それらを“受け入れてみる”のです!
ある側面だけでみるのではなく、受け入れてみると
きっと人生は人それぞれに平等で、公平になっています!
自分の力や環境で損をする事もありますが、
それを受け入れた時に得を感じる事がきっとあります!
まずは不公平・不平等(だと感じる事)を受け入れる!
そこから、自分の輝かしい未来は始めるのではないでしょうか!
 

「しんどい」事に立ち向かえ!

人生は選択と決断の連続です。
目の前に現れる数々の「選択」と「決断」を繰り返しながら、一般的
な成功や失敗と言われる現実に繋がります。

我々がメンバー皆さんの未来を考えた時、そういう「選択肢」を多く
与える事によって、皆さんの未来における力を付けて頂き、逞しく自
立自律した生き方をしていって頂きたいと願っています。

さて、先日私から来期からの大胆なる挑戦に向けて「秘書」の公募を
行いました。現在私の秘書を務めてくれているSさんも8年以上前に社
内公募によって立候補して頂き、私の秘書として粉骨砕身して頑張っ
て来てくれました。とても苦労はかけてきたと思いますが、Sさんの
人間力やスキル、品格、人としての徳、それらは当初に比べればとて
も立派になったと確信します。それも、私の秘書という「しんどい」
職務で頑張ってきてくれたからだと思います。

しかし、我々も新たな挑戦をしていく上で、私自身も更に成長する必
要もあり、秘書のSさんに頼る事なく新たな自分を創っていくために
今回新たに社内公募しました。非常に残念、寂しく思う事ですが、応
募はありませんでした。社外にて求人していかねばなりません。
(私の人望の無さなどが応募が無かった要因ではありますけど!)

今回、私から全社メンバーに公募した内容は極めて厳しい者でした。
ここでは書けないほどの厳しい応募条件によって、恐らくは「成長は
出来る!」「とても未来において素晴らしい経験が得れる!」
と思っ
た人もいるでしょうけども、結局はいざやるとなると「しんどさ」
躊躇し、応募しなかった方もいるのではないでしょうか。

輝かしい未来には、必ずと言っていいほど
「しんどい事」「辛い事」「苦しい事」を乗り越えねばなりません。
これは絶対的に言える事ですが、楽な道の先に輝かしい未来はありま
せん。

だからこそ、目の前に現れるチャンス(選択の出来る道)訪れた時、
楽になるのはどちらの道か?
しんどくなるのはどちらの道か?
それを考えて、出来れば「厳しくしんどい道」を選んでみて下さい。

それが必ず未来における財産・経験となり、
人間力・仕事力が身についていく事になりますし、
何よりも経済的な豊かさや心の豊かさを得る事に繋がります!

今回の公募は、残念な結果となりましたが、
メンバー皆さんに今後現れるチャンスが来た時は
どうか思い切って厳しい道、辛いと思う道、苦しいと思う道、しかし
必ず未来において宝となると思う道がある時は、楽な道を選択する
のではなく、しんどい道を「やる!」と決断してみてほしい!
そう願っています。。