今回からはトリートメントについてすこし。。。
まずはそもそもなんでトリートメントをするんでしょう?
お肌の荒れやすいひと、わりとなんでも大丈夫なひとがいるように
髪ももともとダメージをうけやすいひともいます。
もちろんダメージの原因はいろいろとありますが
そのあたりも順々に。。。。
トリートメントについて
まずはなぜトリートメントをする必要があるんでしょう?
髪の毛の基本成分は大まかにいって、水分・タンパク質・脂質です。
これらを構成して髪が造られ、徐々にのびて行くわけですが、、、
髪の根元部分(毛根部)には毛細血管が通っており、そこから必要な栄養分が供給されています。
しかし頭皮から露出した髪本体には血管がとおっておらず、どんなにダメージを受けても自己修復や自然治癒されることはありません。
例えば指先を浅く切ったりしても、血が出てやがてかさぶたになり、はがれるころには元の状態(もしくは近い状態)に治癒されています。
髪の毛をハサミでざっくり切っても血は出ません。神経も通っていないので痛みもありません。(だからこそ美容室でカットできるともいえますが、、、)
髪の毛は死細胞と言われ(他にも爪などがそうです)、自己回復力をもたず、毛根から生み出されたときの手持ちの成分のみで過ごして行く事になります。
髪の寿命は2~7年です。もちろんカットをしていくことでよりダメージの蓄積された毛先はなくなっていくわけですが。。。
ハサミ(レザーも同様)でカットする事でキューティクルで保護されていない断面が露出する事になり、そこから髪の成分が徐々に流れ出て行ってしまいます。
カラーやパーマなど薬剤に接触する事でケミカルダメージを受けます。これはダメージの原因として一番イメージされやすいものでしょうか。
他にも紫外線ダメージや、シャンプーやブラッシングのときの摩擦ダメージ、アイロンを頻繁に使う方であればそれによる熱ダメージなど、、、
特に髪を痛める(いじめる)行為が無くとも髪は徐々にダメージを受けています。
そこでトリートメントをする事で、
治すことはできなくともこれ以上ダメージが進行しないように保護したり、流れ出てしまった成分を補ってあげたりしています。
次回はトリートメント中身について。。。