笑 い の 瞑 想

 

楽しい笑いの瞑想法です。
全体で60分、3つのステージから成ります。
瞑想の間は常に目を閉じています。
  
第1ステージ (20分)
何の理由も無く笑いの中へと入っていきます。
あなた自身の内なる笑いを見つけましょう。
あなただけの空間で、あなた自身と共にいます。
他の人とは関わりません。
腹の底からエネルギーが動き出すのを許し楽しんでいきます。
 
第2ステージ (20分)
腹ばいになってくつろいでいきます。
大地に抱かれ、あるいは大地を抱き、呼吸を通じて地球と一つになりましょう。
 
第3ステージ (20分)
ダンスのステージです。
音楽を感じ自身のエネルギーの躍動を楽しんでいきます。
トータルにダンスの中に消え去っていきましょう。
  
※時間計測し鐘などで合図して進行します。
第3ステージでは事前に選曲したダンス音楽を流します。

 

 

初めになさるべきことは、笑いだ。
なぜなら、それがその日一日の行方を定めるからだ。
笑いながら目覚めるとしたら
ほどなく、いかに人生が馬鹿げているかを感じ始める
深刻になることは何ひとつない
あなたの失望でさえおかしく
あなたの苦痛でさえおかしく
あなたでさえおかしい
笑いは、あなたの根源にひそむエネルギーを表面化させる。
エネルギーが流れるようになると、影のように笑いが伴う。
それに注目したことがあるだろうか。
ほんとうに笑っているときには、深い瞑想の状態にいる。
思考は止まる。「笑い」と「考え」を同時ラフター瞑想に持つことはできない。
それは正反対だ。笑うか考えるかのどちらかでしかありえない。
だから、ほんとうに笑えば思考は止まる。
それでも考えているようなら、その笑いはどこかにためらいのある中途半端なものであり、
それは不完全な笑いだ。
ほんとうに笑えば、マインドはすぐに姿を消す。
私の知るかぎりでは、踊りと笑いがいちばん自然で入りやすい扉だ。

 

ほんとうに踊れば、思考は止まる。
あなたは踊りつづけ、旋回しつづけ、そして渦巻きになる。あらゆる境界、あらゆる分割が消える。
どこで肉体が終わり、どこから存在が始まるか知ることすらない。
存在のなかにあなたが溶け込み、あなたのなかに存在が溶け込む。
そして、その境界が重なり合う。
ほんとうに踊れば---踊りを操作せず、むしろ踊りが自分を操縦し、所有するにまかせる
---もし踊りが乗っ取れば、思考は止まる。
同じことが笑いにも起こる。
もし笑いがあなたを乗っ取れば、思考は止まる。
笑いは、無思考状態への素晴らしい序章となりうる。

 

 和尚「新瞑想法入門」より(市民出版社発行)

 

 

気づかずしてレットゴーの状態にいる瞬間というものもある。
たとえば、あなたがほんとうに笑っているとき。
頭だけで笑っているのではなく、腹から笑っているときだ。
 
そのときあなたは、知らずのうちにくつろいでいる。
レットゴーのなかにいる。
笑いがこれほど健康に良いのはそのためだ。
 
すばらしい存在の境地を感じさせてくれる良薬として、
これにまさるものはない。
                                           
OSHO
 

 

 
やってみたいという方、石裂山瞑想の家を訪れ、体験できます。
特定の音源やCDはないので自宅などでも体験できます。
 

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