今日は時間がとれ、
これまで観れなかったテレビの録画を観て巡った。

BS番組なのだが、
『昭和37年、日めくりタイムトラベル』をみた。
キューバ危機、核戦争直前までいった。
核保有が敵からの核攻撃を防ぐ有効な手段とみなされ
その後に核保有国が増えた要因になり
核拡散に向かうきっかけになった年らしい。
あのとき、核の危険性から核兵器の削減廃棄に向かう流れが生まれなかった。
いまからすれば、能がなったのではないか、と一部の人の弁あり。

いまでも記憶の片隅にあるのだが
東京の山谷地区の暴動映像が流れた。
些細なことがきっかけで、住民の日頃の不満が爆発!
戦場のごとき様相。
驚くのは、山谷に住む人々が若かった、ことだ。
いまは高齢の方が多くエネルギー減衰、福祉の町に変貌し
バックパッカー?の街になった。この変貌はすごい!と実感しました。


『生命の未来を変えた男山中伸弥ips細胞革命』(NHKスペシャル)

皮膚から採取したごく少量の細胞から、
教授が発見した山中ファクター??の操作をすると、
細胞の原初、受精直後の細胞に初期化されるらしい
そこから細胞分裂をして、各種の臓器、四肢、血液などが、数週間で形成されるらしいことは理論上可能になったという。これが現実になれば。おそらく現実になる。もはやそう時間はかからない。世界中で競争状態なのだ。
生じる臓器などを使い再生医療が可能、失った足を再生して取り付けることも可能であろう。これまで治療法のなかった難病も治療が可能になるという展望が開ける、画期的な未来が開けるという、いまでは信じがたいことが将来起こるかもしれない。

私の抱いた疑問なのだが
自らの皮膚から、受精直後の細胞ができるとすると、
そのまま、一個体の人間が生ずるのだろうか、
もしそうなるとすればこの人間は、遺伝子を受け継ぐ肉体のみの物体なのだろうか

輪廻転生説からすると、
魂が降臨して、受精直後に入り込み、
初めて霊長類人間として成長するのではなかったか、、と思うが

それはどうなるのか?

魂こそ、生命体としての個を成立させるものならば
同じ遺伝子、形態の幾人の人間がいても、無魂か、別の魂とすれば
まったくの別人か、あるいは人間とはいえない?

魂がないとすると、
どうなのか????

夢想か現実に起こるのか、
現実のほうが思わぬ変貌を遂げそうな感じがしています。

魂が若い肉体に乗り換えられるならば、
タイムトラベルか?不老長寿の妙薬か?

人の未来に福音なのかどうか?