輸入ワイン販売|尾崎商店のワインブログ

東京・東大和市の酒屋「尾崎商店」のワインブログ
ソムリエ資格を持つワイン担当が、テイスティングしたワインを徹底的に褒めつつ、丁寧に解説・紹介しています

当店のファンの皆様&これからファンになっていく皆様へ




東京・東大和市の酒屋「尾崎商店」ワイン担当:佐伯 誠です。これまで以上にお客様に寄り添えるようにとの考えもあって始めたブログです。新しく入荷してきたワインのお知らせだったり、試飲して再発見・再確認できた所などを随時アップしていければと思ってます。




佐伯に対する、お褒め・お叱りのお言葉、お取り寄せなどのリクエスト、ご要望、品揃えが趣味に走りすぎている、態度・目つきが悪い、馴れ馴れしくしゃべりすぎ、などなど、ございましたら、下部コメント、もしくはメールにてお知らせください。makoto.saiki.ozaki@gmail.com


テーマ:

ワインを扱っていると「ワインコンサルタント」という言葉をよく耳&目にします。ワインに関するあれこれをコンサルティングする人。

 

コンサルタント…『一般に、顧客が抱える何かしらの課題を解決する方策を提供している』。ウィキペディア先生が教えてくれました。

 

ワインを仕入れしたり、販売したりするときに謳い文句として現れるのが「あの○○○氏がコンサルティング!!」のような、ワイン・メーカーに対してコンサルティングした人が有名で、ボトルの中身の香味そっちのけで、○○○氏がいかに凄い経歴の持ち主かを語っているというのを見かけるのもしばしば。

 

コンサルタントが有名な人だったとしても、誰が飲んでも美味しいという感想に至るワインなど皆無に等しいと思われ、どんな香味のワインなのかを語った後で、「しかも…」とコンサルタントについて囁けばよろしいのではないかと佐伯は思うのであります。

 

○○戦隊○○ジャーだって、散々肉弾戦を繰り広げた後で、決め技的な攻撃をテレビ画面をいっぱいに使って発動。最大限の効果を得るための、ダメージを蓄積させた後の、頃合を見計らった、読んで字の如くな「必殺技」。それと同じように、中身についてのセールストークを繰り広げ、興味をひきつけつつ、最後のひと押し、決めワザ的にコンサルタントの紹介をするというのが、お口に合うワインを見つけていただくお手伝いといえるのではないか、と。

 

コンサルタントが誰であろうが、一度は試飲をしてから扱うかどうかを決める、というのが我らが尾崎商店のワインに関するルール。「美味しい」を連呼して即座に飲み干してしまうのですが…。

 

ただし、そんな中、「コンサルタントが自ら造ったワイン」となると話は別。相当いいものを造らなければ今後のコンサルティングにも関わるというのにそれをするというのは…「試飲」ではなく「飲んでみたい」に変わってしまう瞬間なのであります。サンプル不要、問答無用で発注して、入荷次第即座に抜栓。飲んでみると「美味しい」と連呼するのには変わりないのですが…。

 

そんな、コンサルティングが立ち上げたワイナリーのワインのご紹介なのです。イタリアは、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州からのヴィーノ・ロッソ。

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Sirch Friuli Colli Orientali D.O.C. Schioppettino

シルク フリウリ・コッリ・オリエンターリ D.O.C. スキオッペッティーノ

 

このワインが生み出される「フリウリ-ヴェネツィア・ジューリア州」は、北部イタリアのいちばん東に位置する州。北がオーストリア、東がスロヴェニアに接していて、西からぐいっとヴェネト州が迫ってきているような、そんな位置関係。

 

白ワインの一大産地としてよく知られた存在で、「白ワインの聖地」と呼ばれたりもする州。白ワインに限らず、この土地ならではのブドウ品種によるワインもありつつ、聞き馴染みのあるブドウ品種からも美味しいワインが生み出されていたりで、バラエティに富んだ品揃えにワイン飲み魂に火をつけられることもしばしば。

 

ちなみに、「水の都」と称されるヴェネツィアは西隣のヴェネト州の都市。響きがどちらも同じヴェネツィアですが、フリウリ-ヴェネツィア・ジューリア州とは関連のないものなんだそうです。

 

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「フリウリ・コッリ・オリエンターリ」なるD.O.C.のこのワイン、佐伯がワインの資格を取得した当時は「コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ」と呼ばれていたものなのです。これは、2011年10月14日の改正によって変更となったもので、「フリウリ」なる文言をD.O.C.名の頭に持ってくることで、よりフリウリワイン感を高めようというのがこの改正の狙いのようです。

 

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このワインに100%使用されているのは「スキオッペッティーノ」と呼ばれる、フリウリ-ヴェネツィア・ジューリア州土着のブドウ品種。あまり聞き馴染みのないブドウ品種、とはいえ、フリウリ-ヴェネツィア・ジューリア州の赤ワインではなかなかに出番の多い品種のようです。

 

そんなスキオッペッティーノ、12ヶ月の樽熟成の後にリリースされるそうです。

 

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グラスに注がれたワインは濃いルビー色。

 

光沢のある液面は滑らかな舌触りを想像させます。

深みのある色合いで、中心に据えられた黒っぽい部分にまだ若さを残している雰囲気を見て取れます。

 

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静置しておいたグラスの内側に浮かび上がったしずく玉。

アルコール分の高いワインに巻き起こる毛細管現象によるもの。

 

コルクを抜いた瞬間から漂うはっきりとしたバラの花のような優雅さにウットリ。さらにカシスのような甘酸っぱい香りや胡椒のような香り、ハーブを想わせる爽やかな香りもほのかに。樽熟成によるものと思われる微かなコーヒーのようなニュアンスも絶妙に溶け込んでいて、このワインの香りの複雑さに貢献しています。

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口当たりは滑らか。

 

微かに炭酸を感じるような若々しくイキイキとした舌触りの液体には、ほのかな甘さを感じるほど。密度の高い果実味の存在感を覚えます。

サラリと軽いタッチの中に綺麗に溶け込んだエキスが、酸味に引き立てられて鮮やかに広がるような飲み口。ラズベリーのような、酸味が強めの赤い木の実のような風味が広がります。

 

渋味成分はきめ細かく舌の上を滑るような感触。甘く香ばしい味付けがあって、味わいに厚みをもたらしている印象です。

 

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アルコール分は12.5%。

軽快な中にも果実味が豊かに溶け込んだ綺麗な辛口の味わい。

ボディはフル寄りのミディアム。

 

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このワインを輸入してくれているのは酒類卸、イワユル酒問屋さんの通称「ニッシュハン」、正式名称「日本酒類販売」。酒類の卸さんとしては日本第2位を誇る、とても規模の大きい問屋さんなのです。輸入ワイン以外のものも扱う業者さんにしては美味しいワインをたびたび紹介してくれて、当店のワイン売り場のレベルアップにも貢献してくれていたりするのです。

 

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飲み落とした後にはベリー系の果実感と微かな土っぽさが絡み合い、残って、紫蘇のような風味を広げます。煌くような酸味の心地よい引き締めとともに、長い余韻を楽しむことが出来ます。

 

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ピノ・ノワールのような、ガメイのような、グルナッシュのような…。「のような」だけどぴたっと当てはまらない、独自の、土着な香味が楽しめるスキオッペッティーノ。パソコンのローマ字入力でスムーズにカタカナで表示させるのはなかなかに簡単ではない、そんなスキオッペッティーノ。

 

むせ返るような花のような香りと赤黒果実感が的確にバランスした上品な味わい。このワインの造り手「ピエロ・パオロ・シルク」氏が求めた「クリーンでバランスのよいシンプルさ」を表現しつつも、飲み応えや複雑さまでカバーしたイメージの上質なワインです。

 

750ml ¥2,700(税込)にて販売中です。ぜひっ♪

 

ご質問・ご相談などなど、お気軽に
Mail:makoto.saiki.ozaki@gmail.com

 

当店、尾崎商店の電話番号です。
「佐伯(サイキ)」をお呼び出しください。
Tel:042-563-0300

 

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