6月14日に NHKのETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」木村真三さんがゲストで「放射能汚染について」を原子力資料情報室でインタビューされました。
最初は興味深く聞いていたのですが、徐々に疑問が。
なんかちょっと変です。巧みに論理をすり替えています。
確かに弁が立ち説明も分かりやすい。
その特性を生かして聞く者を引き込みます。

アーカイブ http://bit.ly/j9uHwT  これを見てそれぞれに判断して頂きたい。

疑念①まず自慢が多い。まあこれはいいとして次!

疑念②「プルトニウム239は2万4千年の半減期ということは2万4千年に1回しか分裂しないから放射能を出す割合も非常に低い。半減期が短い物程分裂が多く危ない。半減期が短い程同じ重さでもベクレル数が多い。」初めて聞いた。

疑念③「汚染地域の暮らし方。1μSv/hが基準。それを超えそうならその地を出ていくかかんがえてみる。」いつからそんな基準?当たり前のように汚染との共存の仕方を語っているぞ。

疑念④「弱い放射線を浴び続けると耐性がつく、という人もいるがそれは調べてみないと分からない。」えっ、否定しないの?しかも自然放射線と人口に造られた放射線を同一に語っている。

疑念⑤「福島の人に対しては正しい知識を持ち、現状を理解して欲しい。小さい時から放射線の知識をきちんと持つことによって、どうすればいいのか独自で判断していくのが大切。子どもと年寄りとは影響が違うのでそれぞれの事情で判断していく。」東電、国の責任問う気なし。その場所にいる人がそれぞれに考えるべきだと。

疑念⑥「放射線は医療でも使われるし、何が何でも怖いということじゃない。適切に使えばリスクを少なくできるのでただ怖がるのではなく、生活の中でこういう利用もあるということを小さな子どもから教育をしていきたい。」それと放射能汚染被ばくがどう関係する?

こんな調子で子どもたちに間違った知識を擦り込む作戦らしい。
この先、何十年も汚染され続けるのだ。だから子どもから洗脳する。
新手の御用学者の登場だ。
しかもNHKの番組ですでにヒーローと化している。
この人のいうことに疑問を持たない人が少なくない。

アーカイブをよく聞いていると疑問符がいくつも付く。
ぜひどこがおかしいか探して欲しい。
そしておかしいと、指摘していただきたい。
すでに講演であちこち廻っているようだ。脳内汚染を食い止めなくては!!