失敗するな!と言うと、子どもが失敗する理由。 | 小学生からのメンタルトレーニング

失敗するな!と言うと、子どもが失敗する理由。

こどもを伸ばす【質問】の授業。


脳には変わった特徴があります。


ピンク色のゾウを想像しないでください


きっと、多くの方が
ピンク色のゾウをイメージしたと思います。


イメージしないでくださいと言われても、
イメージしてしまうのが、脳の特徴です。


脳は【否定のコトバ】を
理解することができません。
理解できるのは【肯定のコトバ】だけです。


否定のコトバも
肯定のコトバとしてとらえてしまいます。


なので、
負けたくない」と思った瞬間、
頭の中では「負ける姿」をイメージしてしまいます。


失敗しないようにしよう」と思った瞬間、
頭の中では「失敗している姿」をイメージしてしまいます。


気を抜くな!」と言われた瞬間、
頭の中では「気を抜いている姿」をイメージしてしまいます。


人はイメージした姿にむかって
無意識に行動しはじめます。



 
「難しい」「大変だ」と言ってしまうと、
頭にマイナスイメージがインプットされる。
だから僕は「エンジョイ!」と言う。
- イアン・ソープ(水泳オリンピック金メダリスト)
 



脳は否定を理解できないため、
心の中でとなえる言葉はとても大切。


本番で実力を発揮したいのであれば、
否定のコトバではなく、
肯定のコトバをとなえましょう。


「失敗しないようにしよう」ではなく
成功できるようにしよう」と考える。

「成功できるようにしよう」と思った瞬間、
 頭の中では「成功している姿」をイメージします。


「気を抜くな!」ではなく
最後まで集中しよう!」と考える。

「最後まで集中!」と思った瞬間、
 頭の中では「集中している姿」をイメージします。


イメージした姿に向かって、
人は無意識に行動します。


普段、自分自身や
チームで使っているコトバをちょっと振り返ってみて、

これからは
肯定のコトバをを意識しましょう。





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