経済産業省 新興国における課税問題の事例と対策 | 中小企業経営者の知恵袋

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こんにちは、今週の税務トピックは海外での税トラブルについてです。

経済産業省は「新興国における課税問題の事例と対策(概要版)」と題して、海外展開の際の税トラブルの事例と対策を公表しています。

海外での課税事案として、
●海外の関連企業との取引を行う際に発生する問題
●海外の関連企業等からロイヤリティ(技術提供の対価)を回収する場合に発生する問題
●恒久的施設(PE)の範囲に関する問題
などの課税事案と対策例が述べられています。

また、海外進出形態毎の課税の問題点や必要な対策、支援窓口の一覧についても取り上げられています。

海外進出にあたっては、進出先国における法令に従い、自らの納税義務を適切に履行することが重要であり、現地でのトラブルを回避し積極的に海外で事業展開を行うにあたっては、新興国の税務リスクを認識し、問題の発生を未然に防止すること、問題が発生した場合は専門家や行政府等と相談し適切に対応することが重要としています。

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