唐辛子と山椒で煮た牛肉と青野菜で、四川(しせん)料理の代表です。書籍「新 中国料理大全 四(四川料理) 小学館発行」を参考にしました。この「新 中国料理大全」は五分冊で、ボリュームもお値段もすごいですが、まだ見ぬ中華料理の真髄を垣間見ることが出来ます。
材料(二人分)
牛肉カタバラうす切り180g 片(ピエン)にする
水溶き片栗粉の沈殿部分大さじ2杯
① 青笋(チンスゥン)(ちしゃとう)→代わりにレタス70g(短冊切り)
② 青蒜(チンソワン)(葉ニンニク)→代わりにニラ(韮)70g(6~7cmのザク切り)
③ 芹菜(チンツァイ)(中国セロリ)→代わりにミツバ70g(6~7cmのザク切り)
④ 小白菜(シャオパイツァイ)(茎の白い青菜の一種で、タイナの類)→代わりに大阪シロ菜70g(6~7cmのザク切り)
唐辛子大10本(約1cmに刻む)
四川豆板醤大さじ2杯
花椒:ホワジャオ(粒山椒粉末)大さじ2杯
水1/2カップ
中華スープの素(味覇)2g
醤油大さじ1杯
料理酒大さじ1杯
菜種油大さじ2杯
(写真は一人分)
本当は油をたっぷり取るのですが、カロリーを心配して菜種油大さじ2杯で我慢しました。菜種油で唐辛子と花椒をかきまぜながら炒め(本当は揚げる)、香りと辛味がでたら、唐辛子は取り除きます(その唐辛子は細かく刻んで最後にトッピングとして使用します)。残った油で豆板醤を炒め、香りがたったらニラ(韮)とミツバを炒めます。レタスを加えて、さらに軽く炒め、中華スープの素を溶かした水1/2カップ(本来は上湯:シャンタンを使用)をさし、醤油と料理酒(老酒がbetter)を加えます。汁が煮立ったところに、大阪シロ菜を加え、材料をワキによせて、水溶き片栗粉をからめておいた牛肉を加えます。肉に火がとおり柔らかくなったら汁を少し煮つめて、野菜が下に、肉が上になるように盛りつけます。上から花椒味の唐辛子を散らして出来上がりです!(本来は、ここに煮立った熱い油大さじ3~4杯を上から回しかけるようですが、これもカロリー・ダウンのため止めました) とにかく辛いです! 激辛です! 辛さがお好みの方には病みつきになりそうな料理です!
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