手作りオイルサーディンとうるいのサラダ


材料(二人分):

オイル・サーディン

いわし(鰯)4匹(300g)、米酢1/2カップ、オリーブ・オイル1/2カップ、食塩小さじ1杯、白胡椒少々、ベイリーフ(月桂樹葉)1枚

うるい90g(茎の部分は幅約5mm、葉の部分は幅約2cmに切る)

ドレッシング

米酢大さじ2杯、えごま油大さじ1杯、レモン汁小さじ1杯、白胡椒少々

いわし(鰯)の頭とはらわたを取り除き、米酢、オリーブ・オイル、食塩、白胡椒、ベイリーフ(月桂樹葉)を混ぜ合わせたものに漬けて、数日、冷蔵庫で保存します。自家製のオイル・サーディンが出来上がったら、漬け汁からオイル・サーディンを取り出します。「うるい」は付け根にある「はかま」を取り除き、サッと茹で、素早く冷水にとって、水を切ってお皿に盛り、その上にオイル・サーディンをのせ、さらにその上からドレッシング(米酢、えごま油、レモン汁、白胡椒を混ぜ合わせたもの)をかければ完成です! 人工添加物のない自然のオイル・サーディンに含まれるEPA、DHAと、「うるい」の栄養素で健康になれそうです!

「うるい」は正式名称を「オオバギボウシ」といい、「うるい」の語源は春先に丸まって立つように生えた若葉の色が瓜(うり)類の皮に似ているため瓜菜(うりな)が転化したといわれる東北地方の方言ですが、この名前の方が一般名のようになって全国各地に広まって使われています。別名をギンボコバギボウシユリッパヤマカンピョウともいいます。湿り気のあるところで採れるユリ科ギボウシ属の山菜の1つです。育ちすぎた葉には苦味がありますが、若葉は柔らかく、特有のヌメリをもちます。一見、白ネギのようにも見え、歯ごたえは似ていますが、白ネギのような香りや味にクセがありません。ビタミン類・ミネラルのほか、ヌメリ成分の中に多糖類を多く含有し、免疫力を高める効果があるといわれています。天然ものの旬は東北地方では4月下旬頃からですが、最近はハウス栽培が盛んで1月頃から店先に並びます。栽培ものの方が、ネギ栽培のように盛り土をしているため、ヌメリがあって美味しい茎の部分が多いようです。


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