多国籍チキン・スープ


エスニックな「鶏の水炊き」です。余ったキャベツの始末にも便利です。たっぷりと出た濃厚な鶏のダシが、少々の香辛料に打ち勝って、アッサリと頂けます。

材料(四人分):若鶏骨付きブツ切り肉683g、水7カップ、カレー・リーフ0.5g、日本酒大さじ1杯、ターメリック小さじ1杯、白胡椒少々、食塩少々、糸コンニャク(微塵切り)200g、キャベツ320g、ヌクナム小さじ1杯、タバスコ小さじ1/2杯 (写真は一人分)

水に若鶏骨付きブツ切り肉を入れ、弱火で沸騰させ、沸騰したらトロ火にし、こまめにアクを取りながら1時間以上煮込みます。そうしたら、茶漉しに入れたカレー・リーフを加え、10~20分間さらに煮込み、日本酒、ターメリック、白胡椒、食塩で調味して、カレー・リーフを取り除きます。そこに、糸コンニャクとキャベツを追加し少し煮て、ヌクナムとタバスコをふりかけ混ぜ合わせれば出来上がりです!

カレー・リーフ(Curry leaf)はミカン科のオオバゲッキツ(学名Murraya koenigii Sprengel)の葉のことで、和名は「ナンヨウサンショウ(南洋山椒)」、タミル語で「カリパタ(Karipatta)」、スリランカでは「カルピンチャ(Karapincha)」と呼ばれ、南インドとスリランカでは必須スパイスです。葉はスパイシーな香味(乾燥させると減弱)をもち、強壮作用があります。赤痢、下痢には柔らかい葉を食べると良く、嘔吐を抑えるためには焼いた葉の煎じ汁を飲み、葉を湿布すると発疹と打撲傷に効くといわれています。


スパイス カレーリーフ(カルピンチャ) 8g 340円
¥357
e-ティザーヌ